シャコ
シャコの特徴
内湾の砂地に穴を掘って生息し、小魚やイソメなどの虫を食べる。非常に獰猛で攻撃的、また鋭い鎌を持つので、その鎌で貝殻などを破壊し、貝などを捕食する。脚力が凄まじいため、ガラスの水槽などで飼育をしていると攻撃で割れてしまうことさえある。タコなどにも勝つことがあるほどの強さの持ち主。環境汚染などにも強く生命力も高いが、水から上げると弱って死んでしまう。「シャコエビ」「ガサエビ」「シャッパ」などの地方名を持つ。さらにシャコは円偏光という光を見ることができる地球上唯一の生物であると言われている。そのため、学書の中には東京湾の汚染が進んだ際に最後まで生き残る生物がシャコだろうと評価するものもいる。投げ釣りで釣ることができ、シロギスの外道として扱われる。
シャコ(蝦蛄[1]、青龍蝦、学名: Oratosquilla oratoria) は、甲殻類 軟甲綱 トゲエビ亜綱 口脚目(シャコ目)シャコ科に属する節足動物の1種である。転じてシャコ目に属する種の総称にも使われる。寿司ダネなどになる食用種がよく知られる。構造は他の甲殻類と同じく頭部、胸部、腹部に分かれており、シャコ類は頭部と胸部の前方4節を外骨格が覆う(エビ類やカニ類は頭部と胸部のすべてが外骨格に覆われている)[2]。外骨格に覆われた部分を背甲という[2]。 体長は12~15cm前後。全長20cmに達することもある[1]。体型は細長い筒状で腹部はやや扁平。付属肢は19対ある(頭部付属肢5対、胸部付属肢8対、腹部付属肢6対)[2]。付属肢にはエビ・カニのような鋏を持たず、6-7個のトゲがある特徴的な1対の鎌のような捕脚を持つ(英名のmantis shrimp=カマキリエビの由来でもある)。頭部付属肢は前から第1触角、第2触角、大顎、第1小顎、第2小顎の5対である[2]。胸部付属肢は前から第1顎脚~第5顎脚と第1歩脚~第3歩脚の8対である。なお腹部後方に尾節という節のような構造があるが付属肢はなく真の体節ではない[2]。尾節は鋭いトゲのある尾扇と呼ばれる構造になっている。内湾や内海の泥底や砂泥底に生息し、海底の砂や泥にU字形の巣穴を掘って生活する。
シャコの見た目の特徴・見分け方
エビ類に似るが全くの別種で、カマキリの鎌のような鋭い足を持っていることと、前方に飛び出した複眼を持つことが最大の特徴。甲殻類シャコ科の節足動物で、エビよりはムカデなどの節足動物が近縁である。体長は15~20cm程度まで成長し、斑紋などはなく無班。脚力が非常に強いので、気安く触ると大怪我をすることがあり大変危険な生物である。眼が非常に優れており、12の光受容細胞も持つ(人間がもつ光受容細胞は3つ)。人間には識別できない色を見ている可能性が非常に高い生物である。胸部よりも腹部のほうが発達しておりやや大きく発達している。
シャコの食べ方・食味レビュー
エビよりもあっさりしており非常に美味しい。身はやわらかく甘みが強い。産卵期である春から夏がシャコの旬である。メスがもつ卵が非常に美味なので、オスよりも1.5倍の価値がある。卵は熱を通すとかたく締まり、うま味も非常に強い。死んでしまうとすぐに状態が悪くなるので、調理する際も生きたまま湯がいたりするのが好ましい。鮮度が落ちると体が溶けてしまうため注意。殻は硬く剥きにくいのでハサミなどを使用してカットすると良い。一般的に知られる調理法は、お寿司である。天ぷらなどに調理するとエビと似たような食感を感じることができる。
シャコのレシピ動画
- シャコのカンジャンケジャン
- シャコの剥き方
シャコの生態域・分布
南日本・北日本
シャコの釣り方
磯・投げ・防波堤・海釣り公園
シャコの釣り場
内湾・砂地・岩礁
シャコの動画
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イソメでシャコが釣れた pic.twitter.com/JPAEIeKVhC
— かねだい (@kanetanago) September 23, 2018
でかいシャコ釣れた
— おはドジョウ (@mushisakana) December 27, 2016
食える? pic.twitter.com/siKtoVDBCt
シャコ連れた( ˙◊˙ ) pic.twitter.com/kIHBWg7Vjb
— Takumi (@Takumi240SX) July 16, 2017