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ブダイ

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ブダイ(武鯛)

ブダイの仲間

別名: イガミ・ブダイ・イガメ・ゴンタ
科目: スズキ目ブダイ科

ブダイの特徴

熱帯のサンゴ礁域に分布する海水魚で、浅くて海藻のある砂地を好む。日本沿岸では比較的広範囲に生息しており、千葉~九州南岸の西日本の太平洋沿岸、また奄美地方などの東シナ海にも生息していることが確認されている。水中では、くるくると泳ぐことが多く、泳ぎはそこまで得意とは言えない。動作も俊敏とは言い難い。食性は雑食で夏にはサンゴ礁についた石灰藻や甲殻類などを捕食することが多く、冬は海藻などを主に食べている。産卵期は夏。 釣魚としてメジャーではなく、ブダイだけを狙う釣り人はほとんどいないが、堤防や海釣り公園などで釣りをしていると釣れることもある。ブダイを釣りたい場合は、カニをエサに釣ると良い。温暖な地域では食用魚として市場に出回るが、関東地方などでは高値で取り引きされることもあるため、釣りの外道としては喜ばれる魚である。特に冬に釣れたブダイは臭みがなく脂が乗っており美味である。

Wikipedia

ブダイ (学名:Calotomus japonicus)は、スズキ目ベラ亜目ブダイ科の魚。ブダイという名前の由来には、いくつかの説があり、身体が鎧を着た武士のようなので『武鯛』、ヒラヒラと舞うように泳ぐ姿から『舞鯛』、鯛に比べて不格好ということで『醜鯛』もしくは『不鯛』という説がある。地方名ではアカブダイ(神奈川県三崎、静岡県伊豆地方)、トネ(三重県)、ウシ、クズナ(大阪府堺市)、イガミ(関西、紀伊、高知県など)、エガミ(高知県)、モハン(熊本県)、ハチウオ、ハチキ(鹿児島県)エラブチ(奄美群島)、アカエラブチャー(沖縄県)、ウーフー(小笠原諸島)。全長30-40cm。ベラに似た体型だが、やや体高が高く、頭部が大きい。オスはやや青みがかっていて、メスはやや赤みがかっている。ブダイ科の魚は、歯が癒合し嘴のようになっている種が多いが、本種の癒合は不完全である。浅い海の海底の岩礁域に生息する。食性は春から秋にかけては底に棲む動物を食べ、冬は海藻食に変化する。

ブダイの見た目の特徴・見分け方

ブダイの成魚は大きいもので体長約60cm程度まで成長する。平均は体長45cm程度。体色はカラフルで、その鱗は非常に柔らかい。鱗の1枚1枚は非常に大きく薄いが、一方でブダイの鱗の下の皮は分厚い。また、目が小さいことも見た目の特徴と言える。ブダイの仲間の特徴として鋭い歯が挙げられることがあるが、本種の歯は完全につながっておらず(癒着していない)鋭い犬歯のように見える。幼魚の頃は全てメスだが、成長に伴って大きく成長した個体がオスに性転換する。また、オスの体色は青くなり、その見た目からアオブダイと呼ばれることもある。 ブダイのメスは茶色から赤褐色の見た目をしており、オスに比べて体高が低いものが多い。

ブダイの食べ方・食味レビュー

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夏場に水揚げされたブダイは磯臭さがある場合があるが、冬場のブダイは臭いもなく脂が乗っており美味しい。鱗は大きいが、柔らかいため取りやすく、骨もあまり硬くないので調理もしやすい魚である。 身は少し水分が多いが、上品な白身をしている。身に水分を多く含み柔らかいので、火を通しても固く締まらず、身が崩れやすいのが難点である。 ブダイの長所を活かした調理法は煮付けで、鱗をとったブダイを甘辛く煮ると非常に美味しい。ブダイの皮はゼラチン質でできており、煮付けにした煮汁は冷やすと煮凝りになり、それもまた美味である。 ゼラチン質の皮は刺身にして食べても美味しいため、刺身として食べる際には、皮を取り除かず、皮霜造りにして食べるのがおすすめ。

ブダイのレシピ動画

ブダイの煮付け
ブダイのベッコウ丼

ブダイの生態域・分布

南日本・北日本・東シナ海 ・琉球列島

ブダイの釣り方

釣り船・磯・投げ・防波堤

ブダイの釣り場

砂地・岩礁・防波堤

ブダイの動画

Twitterでのブダイの投稿

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