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ハコフグ 刺毒 中毒 粘液毒

海水

  • ハコフグ画像
ハコフグ画像

ハコフグ(箱河豚)

フグの仲間

別名: ハコフグ
科目: フグ目ハコフグ科

ハコフグの特徴

岩手県~四国、九州に分布。浅い岩礁域にすむ。硬い体甲のためヒレと尾部しか動かすことができず、動作は緩慢。磯上物釣りなどに掛かるがただ重いだけである。肉は無毒で食用になるが体表の粘液に毒を持つ。15~25cm。

Wikipedia

ハコフグは、フグ目に属する海水魚の科の1つ。 皮膚に骨板が発達し、多数が絡み合って全身を装甲する硬い甲羅を構成している。全体は箱状となる。フグ科魚類と同様に体型は丸みを帯びる。色も美しく、体型や泳ぎの様子の愛らしさから観賞魚として飼育されることもある。 歯はフグ科やハリセンボン科、マンボウ科、ウチワフグ科のように全部が融合してペンチ状の歯板を形成することはない。むしろ同じフグ目のカワハギ科などと同様、くちばし状の吻の先端に鑿状の歯が集まった形状になっている。 焼くと骨板は容易にはがすことができるため、一部の地方では昔から美味として好んで食用にされてきた。例えば長崎県の五島列島ではカトッポ(「かどっぽ」とも。五島の方言で魚を「ぼっぽ」と言う)と呼ばれ、焼いて腹部の甲羅をはがしてから味噌や薬味を入れ、甲羅の中で身と和える調理法が知られる。元は漁師料理で、現在では観光客らにも提供されている。同地では「米を5合食べられるほどおいしい」という意味で「ゴンゴブ」と称される。毒を含むことがあるぬめり(後述)を落とすため、皮をタワシなどで洗ってから調理される[1]。 一般的にフグ毒として知られるテトロドトキシンは持たない。だが、パリトキシンに類似した毒性物質を体内に蓄積していることがある。これはアオブダイやソウシハギなどと同様に、食物連鎖を通じて蓄積されると推測される。この物質は後述のパフトキシンと違い食用部分に存在しており、重篤な中毒を起こす事がある。厚生労働省から平成14年(2002年) - 同19年(2007年)に、このパリトキシン様毒を持つ個体による5件9名、死亡1名の食中毒例が報告されている[2]。 また骨板による装甲とともに、サポニンに類似し溶血作用のあるパフトキシンという物質を皮膚から粘液とともに分泌し、捕食者からの防御を行っている。そのため、水槽内での不用意な刺激によって毒が海水中に放出され、他の魚が死滅することがある。その毒で自分も死ぬことがある。 食品衛生法に基づく厚生労働省通知(処理等により人の健康を損なうおそれがないと認められるフグ21種類及び部位)ではハコフグ(ハコフグ科)について肝臓及び卵巣、皮を食べられない部位としている[3]。

ハコフグの見た目の特徴・見分け方

体の断面は四角形。硬い甲板におおわれる。成長した雄は体の背面が青くなる。

ハコフグの毒・危険な部位

  • 刺毒
  • 中毒
  • 粘液毒
  • 危険!

体表粘液中にパフトキシンという毒を持つが人への中毒はない。

ハコフグの食べ方・食味レビュー

  • 星印
  • 星印
  • 星印
  • 星無し
  • 星無し

透明感のある白身で刺身が美味しい。ほか、味噌焼きもいける。三重県南部では焚火で丸焼きにして食べるという。

ハコフグのレシピ動画

ハコフグの味噌焼き
ハコフグのホイル焼き

ハコフグの生態域・分布

南日本・北日本・日本海・瀬戸内海・東シナ海

ハコフグの釣種

釣り船・磯・防波堤・筏・カセ・ボート

ハコフグの釣場

内湾・砂地・岩礁・防波堤

ハコフグの動画

Instagramでのハコフグの投稿

Twitterでのハコフグの投稿

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