ババガレイ
ババガレイの特徴
日本海各地、太平洋岸は駿河湾以北に多く、東シナ海や樺太、千島列島に分布する。水深50m~450mほどの砂泥底に生息する。北海道や東北では高級魚として扱われているが、北陸地方では評価が低く、安価で取引されている。ゴカイ類や小型の底生動物を主に捕食する。成長のスピードは遅く、地域や個体によっても差があるが成熟するまでに3年は要すると言われている。そのため寿命も長く15年前後生きる。生息域も広いので水揚げ量も多く、底引き網や底延縄などで漁獲される。そのため地方名も多く持つ。「ナメタガレイ」「ヤマブシガレイ」「ダルマ」「バッコ」「ウバガレイ」「アワフキ」などがその一例である。東北や北海道では高級魚として取引される。産卵前の真子をもった個体のほうが市場価値が高い。
ババガレイ属 ババガレイ属 学名 Microstomus レモンソール(Lemon sole)など、北ヨーロッパの約200メートルの浅い岩礁に分布し、体長65cm、約3kgに成長する。[9][10] ババガレイ(ナメタガレイ[11]) 婆鰈。学名 Microstomus achne、英名 Slime flounder 60cmになる。中部日本沿岸以北、千島列島南部、樺太、日本海、黄海、渤海、東シナ海に分布。体表が、粘液を多く分泌するためぬるぬるしており、滑多鰈の呼び名がある。煮付など。東北、北陸の一部などでは、年越しにババガレイを食べるため、年末に市場価格が数倍に跳ね上がる。通年出回り大きな物は高価だが小さなものは安い。煮付け、塩焼き、干物にして非常に美味。
ババガレイの見た目の特徴・見分け方
尾の付け根が極端に短く、口が小さい。また、体長の割には頭部も小さいのが特徴。有眼側の体表は褐色で不明瞭な斑紋がある。無眼側は非常に淡い桃色のような色合いである。他のカレイの仲間に比べると長い。体には角張りがなく、丸い長楕円形。背ビレは眼の真上くらいから生え始めている。体長は60cm・2kgを超える大型になる。メスのほうがオスよりも大きくなることが多い。東北でナメタガレイ(滑多鰈)と呼ばれるように、肉厚な体は多量の粘液で覆われている。しかし鱗が無いわけではなく、丸型の細かい鱗が皮下に埋まっている。尾ビレが短いのも他のカレイの仲間と見分けるときのポイントとなる。
ババガレイの食べ方・食味レビュー
生食より煮付けやフライが美味しい。身はカレイの仲間の中では厚い。クセや臭みはまったくない白身魚で若干ピンク色をしている。甘みが強い。新鮮なものは刺身で食すのがお勧め。脂ののりも良く淡白な味わいだが、身は少し柔らかい。身は厚みがあり、熱を通しても硬く締まらないのでフィレ状にして加熱処理を行う料理にも向く。塩焼きや煮付け、フライは定番料理である。身離れもよくふっくらと仕上がり、甘みを感じることができる。その他にはムニエルやピカタ、トマト煮など洋風の料理にも調理される万能な魚。
ババガレイのレシピ動画
- ババガレイのお刺身
ババガレイの生態域・分布
北日本・日本海・瀬戸内海・東シナ海 ・オホーツク海
ババガレイの釣り方
釣り船・投げ・防波堤・筏・カセ・ボート
ババガレイの釣り場
沖合・内湾・砂地・防波堤
ババガレイの動画
Instagramでのババガレイの投稿
Twitterでのババガレイの投稿
ロゼッ…J…ローズクイー…いや、ババガレイです pic.twitter.com/SUxyX0600n
— 無課金クソ雑魚ナメクジきくうし様 (@KszkMkk) January 12, 2020
この魚は正式名称がババガレイというのですが、こちらではナメタガレイといいます。正月が近づくととても手が出ないぐらい高値になる魚ですよ。なかなか狙って釣れる魚ではないです。ほんとうにナメタらあかんぜよ~っていうぐらい難しい釣り魚です。 pic.twitter.com/em63NpJjx6
— ヒラメオンリー (@hirameonly) February 1, 2014
日付:2019/10/28
— ハナペット釣り部@さぁ、ここはどこでございましょう。バン♪バン♪バン♪ (@hanapet_fishing) October 29, 2019
エリア:エリア2
魚種:ババガレイ
サイズ:55cm#ツリッター03海水 pic.twitter.com/5dDrkCNWdz