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オニアジ

海水

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オニアジ(鬼鯵)

アジの仲間

別名: オニアジ
科目: スズキ目アジ科

オニアジの特徴

最大で70cmにまで成長する。釣りをしているとたまに釣れるが、日本沿岸での生息数は数は少なく九州の一部などでしかまとまって揚がることはないので、市場ではほとんど見かけることのない珍しい魚である。大きなマアジを「鬼アジ」と呼ぶことがあるが、本種とマアジとは別種である。見分ける際は稜鱗の長さで区別することができる。小魚や甲殻類などを捕食する肉食性である。日本では、新潟県以南の日本海側や、相模湾以南の太平洋側などの沿岸の表層部で群れを成して生息する。

Wikipedia

オニアジ は、スズキ目アジ科に分類される海水体は紡錘形で前後に細長い。尾柄が長く、第二背鰭の後ろに8-10個、臀鰭の後ろに6-8個の小離鰭がある。側線の湾曲が小さく、第一背鰭の第5棘条下以降は直走する。直走部は全体に亘って幅広い稜鱗(俗称「ぜんご」「ぜいご」)が発達している。眼には脂瞼があり、鰓蓋の上方に黒色斑がある。胸鰭は頭長の1.2倍と長く、臀鰭にも届く[1][2][3]。 マアジ、ムロアジ、メアジ等に似るが、大型になること、尾柄が長く多数の小離鰭が並ぶこと、側線の直走部が長く稜鱗が幅広いことで区別できる[4]。なお英名の"Torpedo scad"は「魚雷のムロアジ」という意味である。 日本近海では、黒潮の影響が強い本州南部まで分布するが、南西諸島以北では稀である。 定置網、巻き網、刺し網等で漁獲され、食用になる。鹿児島県においてはマアジよりも安価で流通する[3][4]。

オニアジの見た目の特徴・見分け方

マアジに似ているが、非常に大きな稜鱗(ゼンゴ)を持っているのがオニアジの特徴である。稜鱗は体側をほぼ覆うほど大きく、エラ蓋には目立つ黒斑を持っており、また目と口はとても近い。体長は一般的には30~50cmほどだが、大きいものであれば体長70cm程度に達する。背中側の湾曲が少なく、腹側が丸く膨らんでいる。胸ビレが湾曲しているのもオニアジの特徴の一つである。この湾曲した胸ビレがあるおかげで早く泳ぐことができると言われている。尾ビレの中央部は二叉に分かれている。

オニアジの食べ方・食味レビュー

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国内での流通量は少ないが、東南アジアでは重要な食用魚として食べられている。味はマアジには劣るが美味。稜鱗(ゼンゴ)が体側全体を覆っているので下ろすのが難しい。旬は秋から冬にかけてで、一般的なアジよりも身の色が赤い。刺身にして食べるのが一番美味であるとされている。皮をつけたままでまるごと塩焼きなどで調理すると、皮が厚いため下味が身までしっかりと染み渡らない。そのため、オニアジを三枚などにおろしてから調理するのが好ましい。旬のものは脂ののりも大変いいので煮付けにして食べるのもお勧め。

オニアジのレシピ動画

オニアジのさばき方
オニアジ 刺し身

オニアジの生態域・分布

南日本

オニアジの釣り方

釣り船・磯・防波堤・海釣り公園・ソルトウォータールアーフィッシング

オニアジの釣り場

外洋・沖合・内湾・岩礁・防波堤

オニアジの動画

Twitterでのオニアジの投稿

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