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ホシザメ

海水

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ホシザメ(星鮫)

メジロザメの仲間

別名: ホシザメ・ホシサメ
科目: メジロザメ目ドチザメ科

ホシザメの特徴

北海道以南の日本各地に分布する海水性のサメで、南シナ海などの温かい海にも生息している。砂地や泥地を好んで、海底にいることが多い。ホシザメは浅瀬に住む比較的小型のサメで、甲殻類を主な餌として捕食している。卵胎生で、妊娠期間のある珍しい魚である。6~8月が排卵ができる時期のため交尾と受精はこの時期に行われる。約10ヶ月間に渡り母体の体内で20~30cmにまで成長した後、生まれる。一度に産む数は、1匹から多くて22匹ともいわれるが、標準的には5~6匹の子ザメを産む。胎盤は持たない。3~4年で成熟し、子供が産めるようになる。

Wikipedia

ホシザメ (星鮫、学名:Mustelus manazo)はドチザメ科に属するサメの一種。日本・朝鮮半島・中国・台湾・ベトナムの沿岸に分布する。ケニアからも報告がある。 日本では北海道以南に分布。体長約1.5m。体色は背側が灰色、腹側は白色を呈する。背中に斑点模様を持つ。形態はドチザメに似る。沿岸域の砂泥底に生息し、主に無脊椎動物、時に魚類を食べる。卵胎生で、妊娠期間は10-12ヶ月。産仔数は1-22で春に出産する。海岸や船釣りで釣られる事がよくある。肉は美味とされ、食用となり、蒲鉾やはんぺんなどの練り物の原料となる他、刺身でも食べられるがサメ独特のアンモニア臭がある。鰭ももちろんフカヒレとして食べられる。また、古くから漁港として栄えた福岡県宗像市鐘崎一帯には独自の食べ方が伝わっている。鐘崎ではこの地で盛んなフグ漁の際、網にかかるホシザメを背開きにして寒風にさらして干物を作る。この干物は「ノウサバ」と呼ばれ、湯通ししてほぐしてから細かく切り、醤油、砂糖、みりん、酒で味を付けて食する。この料理は食感がコリコリとして数の子に似ていることから「玄海かずのこ」、「鐘崎数の子」などと呼ばれる。

ホシザメの見た目の特徴・見分け方

体長は1.5m程度まで成長し、細長い見た目をしている。背に白い斑点があり、ホシザメの名前の由来にもなっている。体色は灰色で、腹面は白い。ドチザメに似た体型で、細長い流線型をしている。第1背びれと第2背びれが離れているのが特徴的であり、第2背びれは比較的尾びれの方に寄って付いている。尾びれは上葉が長く伸び、下葉に比べて発達している。上葉の先は黒くなっている個体が多く見られるが、一概には言えない。また灰色~赤褐色のものも生息しており、比較的模様の有り様は幅広い。

ホシザメの食べ方・食味レビュー

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サメの中で最も味が良いとされる。西日本ではよく市場に流れ、安価で取り引きされる。かまぼこやはんぺん等の材料になるほか、新鮮なものは刺し身でも美味しく食べることができる。しかし時間が経ち、鮮度が落ちるとサメ特有のアンモニア臭がでてくる。高級料理のフカヒレとしても食べられる。新鮮なものは触った時に硬く、白い斑点がくっきりしているものは鮮度がよく美味。旬は秋から春と言われているが、通年味に変化はあまりない。旨味に欠けるが、白身で美味。下味をつけて唐揚げにすると食感が生かされて美味しい。その他にも、干物にするとさっぱりとしており、癖がない。コチュジャンや酢味噌をつけて食べるのが一般的。

ホシザメのレシピ動画

ホシザメのお刺身
ホシザメの湯引き

ホシザメの生態域・分布

南日本・北日本・日本海・瀬戸内海・オホーツク海

ホシザメの釣り方

釣り船・磯・防波堤

ホシザメの釣り場

内湾・砂地

ホシザメの動画

Instagramでのホシザメの投稿

Twitterでのホシザメの投稿

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