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ミズダコ

海水

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ミズダコ(水蛸)

マダコの仲間

別名: ミズダコ・ミズタコ・ヤナギダコ
科目: タコ目マダコ科

ミズダコの特徴

亜寒帯性で本州では紀伊水道以北の太平洋岸、日本海側の全域に分布し、水深200mまでの沿岸岩礁域に生息している。タラバガニ等の大型甲殻類や二枚貝、魚類、ウニ等を手当たり次第に貪欲に捕食する。ミズダコは体のほとんどが筋肉でできており、力が強いため筋肉と吸盤で獲物を締め殺して大きな魚や甲殻類を捕食している。また、口も鋭いので、甲殻類の殻も簡単に潰すことができる。またミズダコは頭も良く、盾として貝殻を自分の住処に収集し、きれいに並べている。飼育されているミズダコは瓶の蓋を開けたり、迷路を解くこともできる。これはミズダコが9つもの脳を持つからであると言われている。更に、心臓も3つあり、これら全てを使って、大きな体の全部分に血液を送り届けている。寿命は2~3年で産卵の際は2周間をかけて50,000粒ほどの卵を産む。しかし産まれてから大人になれるのは、ほんのごくわずかな個体のみで、他のミズダコたちはラッコやイルカなどに食べられてしまうことが多い。

Wikipedia

ミズダコは軟体動物八腕類上目マダコ科に属するタコの一種で、世界最大のタコ[2]。 近づきすぎたり、刺激したりしない限りは故意にダイバーを攻撃することはない。陸上では水中と違い、重い体重を支えることはできず、動けなくなってしまう。 生息地域が寒い海ということもあり、マダコなどに比べれば、まだまだ生態的に未解明な部分が多い。本種が最大のタコでいられるのも、寒い海に生息するそれら大型甲殻類などの餌が豊富であり、そのために寒海には住めない他のタコ類との競争も減り、大型化していったと考えられる。 雄は雌と交尾した後、雌は卵を守り、孵化を見届けた後に一生を終える。地域別には4年ほども生きる個体もいるといわれる。 雌雄の違いは雄の方が体も吸盤も大きく、相手を捕らえて抱え込んだり、吸い付いたり力も強力だとされているが、その吸盤の大きさから配列は大小ともに歪な見かけがする。雌は雄に比べて、吸盤の配列や大きさが、比較的均等になっている。

ミズダコの見た目の特徴・見分け方

タコ類の中で最も大きくなる種で、成魚の全長は平均で3m、体重は50kg前後に成長する。最も大きいものは全長約9m、体重250kg以上にまで達する個体もいる。体、吸盤ともに非常に大きいが、皮膚はゆるくたるんであ、、体表には細かいしわが多い。眼の後方に耳のような突起がある。体色は赤みが強いが、敵が近くに来ると、カモフラージュで体の色を変えることができる。色だけではなく質感までも変え、サンゴ礁や岩に紛れ込むことができる。他のタコ類の足は獲物を触って捕らえることから触手と呼ばれることが多いが、ミズダコの足は触手以上の能力がある為腕と呼ばれる。ミズダコの体のほとんどは筋肉でできている。

ミズダコの食べ方・食味レビュー

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「ミズダコ」の名前通り、水分が多く肉質がやや柔らかく水っぽいが、マダコと同様の調理法で美味しく食べられる。完全な生の状態でも美味しく食べることができるが、茹でても固くなりすぎないので茹でダコにするのがおすすめ。さらに吸盤の部分もコリコリとしていて絶品である。その他にも、煮付けやしゃぶしゃぶ、天ぷらなどに料理をしても、ミズダコの甘味を感じることができる。内臓も小さく切り、塩ゆでや煮付けで食べることができる。新鮮なミズダコを選ぶには、見た目に透明感があり、軽く叩いた際に動く個体が良い。傷むまでが早いので、酢漬けなどにして食べられることもある。水揚げの多い北日本で評価が高い。

ミズダコのレシピ動画

ミズダコの天ぷら
茹でミズダコ・タコのモツ

ミズダコの生態域・分布

北日本・日本海・オホーツク海

ミズダコの釣り方

釣り船・磯・防波堤

ミズダコの釣り場

内湾・岩礁・防波堤

ミズダコの動画

Twitterでのミズダコの投稿

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