イトヨリダイ
イトヨリダイの特徴
奄美諸島や沖縄諸島などの琉球列島をのぞく南日本に分布している。水深40~250mの砂泥底にすむ。死後も体色があせないが鮮度が良いときはエラブタの後部の側線に小さな赤い班がある。主に船の底釣りの外道だが、場所によっては投げ釣りにも掛かる。イトヨリダイは全長が平均25~40cmほどで、小魚や甲殻類(特にエビやカニ)を捕食する肉食性の魚。西日本エリアでは釣りのターゲットとしても人気であるが、一般的な市場やお店ではめったに見かけない高級魚である。産卵期は春から夏頃で、旬の時期が秋から冬頃。寿命は3~4年ほど。
イトヨリダイ(糸撚鯛、学名:Nemipterus virgatus)は、硬骨魚綱スズキ目イトヨリダイ科に属する海水魚。 生鮮魚介類として流通する場合にはイトヨリの名称も用いられる[1]。このほか地方名としてイトヒキ、イジュキン(沖縄県)などがある。琉球列島を除く本州中部以南の西日本、南日本、東シナ海、台湾、南シナ海の深さ40-100メートルの泥底に生息する。 うま味が強い白身魚で、美味であるため、経済的価値が高い魚として漁獲、取引される。日本で市販されているものは輸入されたものも多く、その場合鮮度が落ちるので注意が必要。近海物の大型のものは高値で取引される。旬は秋から冬にかけてである[2]。 日本では高級魚であり、特に関西で珍重する。身がやわらかく崩れやすいため、煮付け料理には向かず、蒸し魚、塩焼きにすることが多い。鮮度の良いものは刺身にもされる。沖縄県では塩味で煮るマース煮にもされる。身が柔らかいため入院食にもよく使われる。
イトヨリダイの見た目の特徴・見分け方
体形はやや細長く、体色はマダイよりも、腹部が淡いピンク色で背側は青みも混じったような濃いピンク色である。背ビレと臀ビレに2本ずつ黄色線がある。また、エラブタの後部の側線に小さな赤い班がある。尾ビレの上縁は6~8本の黄色で糸状に長く伸びる。ソコイトヨリと似るが、尾ビレが深く二叉になっており、尾ビレの上側から黄色の糸状が長く伸びているというイトヨリダイの特徴をもとに見分ける。全長は40~50cmほどに成長する。
イトヨリダイの食べ方・食味レビュー
旬は秋から冬頃で、くせのない桜色をした白身魚。和風や洋風のさまざまな料理に向いている万能な魚である。皮目までも美しいことから料理店などでは高級魚として扱われている。イトヨリダイは身がやや柔らかめで味は繊細である。加熱処理しても硬く締りにくい為、煮付けにはあまり向かない。うま味は身と皮の間に多いので刺身として食べる場合は皮と一緒に食べるのがお勧め。さらに身は非常に淡白で、脂が少なく高タンパク質でアミノ酸がたくさん含まれている。鱗は薄く取りやすいが骨は細くて硬いので調理するには高い技術が必要とされる。
イトヨリダイのレシピ動画
- イトヨリダイのさばき方
- イトヨリダイの煮付けの作り方
イトヨリダイの生態域・分布
南日本・日本海・瀬戸内海・東シナ海
イトヨリダイの釣り方
釣り船・投げ
イトヨリダイの釣り場
沖合・内湾
Instagramでのイトヨリダイの投稿
Twitterでのイトヨリダイの投稿
イトヨリダイ
— 眼遊 GANYU (@ganyujapan) January 25, 2020
赤の光が届かない水深40〜250m。
そんな世界に生息する彼らを紫外線で撮影すると、光り輝く9つの線だけが浮かび上がった。#UV撮影 pic.twitter.com/LJFxs46qBO
イトヨリダイ >°))))彡 pic.twitter.com/SVO1ZKpgG4
— おおしま (@ooshima_) October 28, 2019
仕事帰り釣行
— Zono (@Zono28498534) July 16, 2019
今日も1時間だけ🎣
昨日と同じパターンでエソ釣れて、次の1投で鯛!
鯛は鯛でもイトヨリダイ‼️✨
はじめて釣った‼️😁✨
綺麗な魚だ✨
予定通り納竿🚙💨 pic.twitter.com/9eu4ZZJamn