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アカエイ 刺毒 中毒 粘液毒

海水

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アカエイ(赤鱏)

エイの仲間

別名: アカエイ
科目: エイ目アカエイ科

アカエイの特徴

南シナ海に多く分布しており、暖かい海の内湾や沿岸部の浅場、河口部などの砂泥底に棲息。外洋の開けた浜に多いが、5~8月には内湾の浅所に現れ、夜の投げ釣りなどに掛かることがある。冬は深場に棲む。尾の中に毒線を持ち、約10cmの棘が1~2本あり、毒に触ると激痛に襲われる。アレルギー体質の人は、アナフィラキシーショックに見舞われる可能性もある。釣りあげる際に尾を振りまわすので要注意が必要である。 アカエイの繁殖は、メスが卵を体内で孵化させ稚魚を出産する卵胎生で、産卵の時期の春から夏頃にかけて体長10cmほどの稚魚を5~10匹産む。稚魚の体の色は淡褐色で、体の形はほとんど成魚と同様である。寿命は15年程度とされる。

Wikipedia

アカエイ(赤鱏・赤鱝、Dasyatis akajei)は、トビエイ目アカエイ科に属するエイ。全長1メートル。日本を含む東アジアの沿岸域に広く分布し、分布域では普通に見られる。尾を含めた全長は最大で2メートルに達する。背面に目があり、噴水孔が目の後方に近接して開く。体表はほとんど滑らかだが、背中の正中線付近には小さな棘が並び、尾に続く。尾は細長くしなやかな鞭状で、背面に短い棘が列を成して並ぶ。さらに中ほどには数-10センチメートルほどの長い棘が1-2本近接して並ぶ。この長い棘には毒腺があり、刺されると激痛に襲われる。生体を扱う際は、尾を鞭のように払って刺そうとするので充分注意しなければならない。生体が死んでも毒は消えないため、死体を扱う際にも尾には注意が必要である。河口などの汽水域に侵入することもある。普段は砂底に浅く潜り、目と噴水孔、尾だけを砂の上に出す。泳ぐ時は左右の胸鰭を波打たせ、海底近くを羽ばたくように泳ぐ。食性は肉食性で、貝類、頭足類、多毛類、甲殻類、魚類など底生生物を幅広く捕食する。アサリなどの漁場では、食害が問題となることもある。

アカエイの見た目の特徴・見分け方

体盤は丸く、体盤幅は30~50cmほどである。背面は褐色で、腹側は白色。目の周辺やヒレ、尾の辺縁部は黄色から橙色。 尾部はむち状に長く、背面中ほどに毒線を持つ大きな棘を備えている。棘は釣りバリのようなカエシのある鋸歯(キョシ)状で、刺さると抜けにくい。ウロコはなく、体の表面は粘膜で覆われている。体は座布団のような形をしており、上下に平たいというエイの特徴を持つ。近縁種とはヒレや尾などが黄色-橙色になっているかどうかで区別することができる。

アカエイの毒・危険な部位

  • 刺毒
  • 中毒
  • 粘液毒
  • 危険!

尾部の棘に毒腺を持ち刺されると激しく痛む。水の中でアカエイから攻撃してくることはほとんどない。干潟や砂地で入り込んで釣りをする際などに誤って踏みつけてしまうと、驚いたエイに刺されることがあるので要注意。 刺された際の症状は重症になると血圧低下、呼吸障害、下痢、発熱などの症状が出るほか、アレルギー体質の人はショック状態になり、最悪の場合は死に至る場合も。 刺されたらすみやかに毒を絞り出し、患部を水か湯で洗い流し、早急に病院で治療を行うことが大事。 なお、アカエイは死んでいても尾の部分に毒が残っているので、不用意に触ったりしない。

アカエイの食べ方・食味レビュー

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  • 星無し
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アカエイはエイの中では一番美味しいと言われており、実際にエイ類の中では最もよく食べられている。調理をする際はヒレの部分を使うことが多いが、アカエイの身肉は適度な繊維質のある白身で、クセがなく淡泊な味である。アカエイの煮付けは定番料理で、ゼラチン質が多いためその煮汁を冷ますと煮こごりにもなる。西日本ではお刺身で食べるのが人気。 死んでから時間が経ち鮮度が落ちるとアンモニア臭で臭みが出るので、新鮮なうちに食べるか、臭みを消す工夫が必要。ただ、アンモニアは水溶性なので水にさらすと臭みをとることができる。日本では酢味噌やショウガ、酒などを用いて臭みを消す調理法が一般的である。

アカエイのレシピ動画

アカエイの味噌煮
アカエイの焼きもの

アカエイの生態域・分布

南日本・日本海・瀬戸内海・東シナ海

アカエイの釣種

釣り船・投げ・筏・カセ・ボート

アカエイの釣場

内湾・砂地・防波堤

アカエイの動画

Twitterでのアカエイの投稿

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