ハマフエフキ
ハマフエフキ(浜笛吹)
別名: | メイチ・フエフキ・タマミ・タマメ・タマン・ハマフエフキ・タバミ・クチビ・タバメ・クチボソ・クチミ・ロウイグイ・ローイグイ |
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科目: | スズキ目フエフキダイ科 |
ハマフエフキの特徴
熱帯性の魚だが温帯にもよく適応し、千葉県まで見られる。フエフキダイ科では最も大きくなり最大全長1mに達すると思われる。貪欲な肉食魚で夜間は沿岸の浅場にも回遊する。成魚になると小魚や貝類、ウニやイカなどを好んで捕食するが、幼魚の頃は微小甲殻類を捕食する。南日本太平洋岸では多くの地方でタマン、タマミなどと呼ばれ船、磯大物釣りの対象となっているほか、投げ釣りで狙われることもある。成熟するのに3~4年の月日を要し、寿命は20年前後と長寿である。メスは成熟するとオスに性転換する個体もいる。しかし詳しい生態はまだ解明されていおらず謎が多い。
ハマフエフキの見た目の特徴・見分け方
吻(ふん)や頬部に青い線が数本走るのが特徴。体側の鱗にも淡い青色斑が散らばっており優美な見た目をしている。また、胸ビレや腹ビレの縁も淡い青色である。フエフキダイの名前の通り、口笛を吹くように口先が尖っている独特の顔つきをしている。両アゴの前方には犬歯が2対あり、口内は鮮明な朱色である。タイのような体型をしており、体高は高い。他のフエダイの仲間と混同されることも多いが、ハマフエフキだけが口内が赤く、頭部に鱗が少ないのでその点で見分けることができる。体長は70cm~90cmほどのものが多いが、しばしば1mを超える個体があがることもある大型の魚である。
ハマフエフキの食べ方・食味レビュー
他のフエフキダイ科同様白身でさまざまな料理に合うが本種はハマフエフキが少なくめったに釣れない。しかし、沖縄県ではタカサゴと県魚の地位を争うほどポピュラーな魚である。そのため琉球料理で利用されることが多い。程よい脂ののりで、よくしまった白身である。クセや臭みもまったくない。そのため、和・洋・中などどのような料理でも美味しく食べられることができる万能な魚である。刺身で食べるときは、硬く歯ごたえはあるが皮は引かずに皮霜造りにするのがお勧め。これは皮の裏目にうま味が詰まっているからである。大型の魚であるので骨も太く、アラもしっかりしているのでいい出汁がでる。兜煮や潮汁などで美味しい。
ハマフエフキのレシピ動画
- ハマフエフキのさばき方
- タマン(ハマフエフキ)寿司VSあんかけタマン(ハマフエフキ)
ハマフエフキの生態域・分布
南日本・日本海・東シナ海 ・琉球列島
ハマフエフキの釣り方
釣り船・磯・投げ・ソルトウォータールアーフィッシング
ハマフエフキの釣り場
沖合・内湾・砂地・岩礁
ハマフエフキの動画
Instagramでのハマフエフキの投稿
Twitterでのハマフエフキの投稿
初のタイラバ!!!
— 宮平 祐伊 (@x5eoSwLEJyT3T35) February 2, 2020
かなり渋く厳しい状況が続きましたが、粘りに粘って立派なタマン(ハマフエフキ)が顔を見せてくれました!!!
沖縄'nタイラバ!ハマりそう!(^^) pic.twitter.com/p3DeNyzlfE
タマン釣れたぁ! pic.twitter.com/sc7pTMtgnn
— 趣味さん (@syumisan) February 2, 2020
これハマフエフキかな?? pic.twitter.com/86vfbpiFmF
— 釣れぬ釣り師 (@wDHkyfd4cAvWk1H) February 2, 2020