ブラウントラウト
ブラウントラウトの特徴
日本には1800年代後半にアメリカから持ち込まれた後、分布が拡大した。ニジマスなどと共に釣り用として養殖されている他、現在は北海道、栃木県中禅寺湖、神奈川県芦ノ湖などの、一部の地域で野生化が見られる。冷たい水を好むマスの仲間の中では比較的温かい水温でも生息が可能なため、今後の日本での生息地の拡大が進み、在来種への影響が懸念されている魚種の1種である。基本的には、水のきれいな湖や河川の緩流域に生息するが、どんな環境でも適応できる能力が優れているため、その地域にあった変化をしているようである。 ブラウントラウトも降海型の個体と、一生を淡水で過ごす個体がいるが、降海型の個体も、川に帰ってくる確率は低い。 海を回遊するものはサイズも大きく寿命も長い。
ブラウントラウト(学名:Salmo trutta)は、サケ目サケ科に属する魚で、3つの型からなる。河川型 (fario) と 降湖型 (lacustris) はブラウントラウトと呼ばれ、降海型 (trutta) はシートラウトと呼ばれる。別名:ブラウンマス、茶マス、茶色マス等。ブラウントラウトは一生の大部分を淡水域で過ごすのに対して、降海型 (trutta) シートラウトは海を回遊し、産卵の時のみ、生まれ故郷の淡水域に戻ってくる。ブラウントラウトも淡水域を回遊しており、降湖型 (lacustris) は、湖沼を主な生活圏とする個体群で、湖から川に遡上し産卵するが、湖の岸で産卵を行うこともある。河川型 (fario) は流水を生息域とし、高山の小川に住むことが多いが、時に大きな河川に住むこともある。産卵のために川を遡るグループと遡らないグループは、同じ川に住むものであっても遺伝的に異なることが知られている。 但し、他の地域に移植した場合、河川型 (fario) も降海型 (trutta) になる可能性がある。 一般にヨーロッパとアジアに生息していると思われているが、実際には極付近まで周遊する。またギリシャやエストニアには海から遠く淡水のみで生活するものもある。fario 型は比較的冷たく、酸素の豊富な陸水を好み、特に山地の大きな水流に多いが、他のサケ科の魚の最適温度よりは温かい摂氏15.5-18.3度程度である。
ブラウントラウトの見た目の特徴・見分け方
体色はブラウントラウトの名前の由来にもなっており茶褐色をしている。腹部は黄色っぽい色をしている個体が多く、体側には黒点と朱赤点がある個体も存在する。個体によってその模様は様々で、生息地の環境や食べ物によって変化しているようである。ヨーロッパやアジアなどに生息しており、生息地によって平均的な大きさが様々変化する。大きいもので体重約20kgにまでなる場合もあるが、日本では体重1kg程度の大きさの個体が多い。1年で体長約10cm成長すると言われており、成長は比較的遅い。
ブラウントラウトの食べ方・食味レビュー
サケ科の中では比較的身の色が薄い。熱を通しても硬くならないためフライにするのが主な食べ方。ニジマスと比べられることが多いが、ニジマスに比べると少し独特な癖がある。日本では刺身やお寿司にされることも多い。また、スモークサーモンとして食べられることも多い。淡水魚であるため、野生化した個体には寄生虫がいることも多く、臭みもあるため野生のものを釣った際は刺し身で食べるのはおすすめ出来ない。塩焼きやオーブン焼きなど様々な料理で楽しめる。身の赤さはほかのサケ類に比べると淡い色をしている。
ブラウントラウトのレシピ動画
- ブラウントラウトのタンドリー焼き
ブラウントラウトの生態域・分布
北日本
ブラウントラウトの釣り方
釣り堀・トラウトルアーフィッシング
ブラウントラウトの釣り場
淡水・川・渓流
ブラウントラウトの動画
Instagramでのブラウントラウトの投稿
Twitterでのブラウントラウトの投稿
解禁日と言う事で長野県に病上がりの身体を引きずって行って来ました。
— 沖山朝俊(しげる) (@siegsige) February 16, 2019
ブラウントラウト!!
めちゃくちゃ綺麗!!!! pic.twitter.com/nH6sosUUPS
1キャッチ1バラシ
— たまごさん@北海道釣り (@tamagosan_gohan) February 12, 2020
水温3.6℃
魚は大小ウジャウジャいるけど、ミッジ捕食してるっぽくてルアーはガン無視
辛うじての1本#支笏湖#ブラウントラウト pic.twitter.com/RrrQTWqQ5i
ブラウントラウト50やっと釣れた
— :渓流釣り: (@fishing001122) October 10, 2016
ミノ丸呑みだった。
引き最高だわw
正直焦った笑
次は50アップだ笑 pic.twitter.com/0a4a9CdobC