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クジメ

海水

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クジメ(久慈眼)

アイナメの仲間

別名: クジメ
科目: カサゴ目アイナメ科

クジメの特徴

北海道南部~長崎県に分布。昼間は浅海の藻場や岩礁域に棲むが、夜になると周辺の砂底へと移る。投げ釣りや防波堤釣りで釣れるがあまり大きくならないので喜ばれず外道扱いとされる。最大で30cm程度までしか大きくならない。甲殻類や多毛類を主に捕食する肉食性である。食性や生態と同様に見た目がアイナメとよく似ているため「アブラコ」「アブラメ」「ツムギ」などと呼ばれることもある。寿命はオスが5年でメスが7年と比較的短命である。このためサイズもメスのほうがやや大きく成長する。刺網などで漁獲されることが多いが、量が多く穫れるわけではないので市場に出回ることは稀である。

クジメの見た目の特徴・見分け方

見た目がアイナメに似ており、アイナメは、唇が厚く口も大きい他に、尾ビレは角張った形か少し弧を描くような形であるのに対して、クジメのほうが吻(ふん)がやや尖っていておちょぼ口で、尾ビレの中央部は丸みを帯びている。クジメの体色は褐色がかった赤色や茶色であるが、個体によって異なる。鱗はやや粗く、側線は1本のみである(アイナメは5本)。体型は細身であまり太っておらず、一般的には体長20cm前後ほどで最大でも30cm程度なので、さほど大きくならない小ぶりな魚種である。

クジメの食べ方・食味レビュー

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身は少し赤みがかっている白身である。透明感はあるがやや磯臭さがあるが、クセは全くない。刺身で食す場合は、皮をつけたまま皮霜造りにするのほうが、身の物足りなさを皮が補ってくれるので好ましい。小骨が少なく淡白な味わいなので唐揚げで食べるのもお勧め。クジメの最もポピュラーな調理法は煮付けである。臭みが残ると台無しになるので鱗や血合いの除去などの下処理はしっかりと行うことが大事。また、アラからはいい出汁がでるので汁物にしても喜ばれる。全体的に味はアイナメに劣る。旬は夏から秋。

クジメのレシピ動画

クジメのオリーブオイル焼き

クジメの生態域・分布

南日本・北日本・日本海・瀬戸内海・東シナ海

クジメの釣り方

投げ・防波堤・海釣り公園・ソルトウォータールアーフィッシング

クジメの釣り場

内湾・砂地・岩礁・防波堤

クジメの動画

Twitterでのクジメの投稿

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