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マナガツオ

海水

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マナガツオ(鯧)

スズキの仲間

別名: マナガツオ・マナカツオ・マナ
科目: スズキ目マナガツオ科

マナガツオの特徴

日本では北海道以南の日本海や、太平洋、瀬戸内海、有明海などに分布しており、海外では東シナ海や南シナ海、インド洋など幅広く分布している。冬から春にかけて台湾方面から日本近海に回遊してくる。マナガツオは群れで回遊しており、水深200m程度の大陸棚周辺の砂泥底や、沿岸部からそこまで離れていない表層を泳いでいる。食性は肉食性で、アミ類や多毛類など捕食している。初夏に水深10m~20mの浅い砂泥底で産卵を行い、産卵が終わると沖に帰る。名前の由来は、カツオの取れない瀬戸内で、5月頃に回遊してくるマナガツオをカツオに見立てたところから真似ガツオ→マナガツオになったといわれている。よって、関西では認知度の高い魚だが、関東ではあまり重要視されない魚である。

Wikipedia

マナガツオ(真魚鰹、真名鰹、鯧、学名:Pampus punctatissimus)は、スズキ目マナガツオ科の海水魚の一種である。東シナ海南部から南シナ海、インド洋、黄海、ペルシャ湾までの水深200m位の大陸棚上の砂泥底に生息する。日本付近では本州中部以南、有明海、瀬戸内海に分布。体色は黒っぽい銀色で金属光沢があり、最大で60cm 程度に成長する。側扁形の平べったい外見で、腹びれが無く鰓孔は小さく、鱗は剥がれ易い。クラゲ類、アミ類、端脚類、橈脚類、多毛類、尾索動物(サルパ)などを餌としている。詳しい回遊経路は未解明であるが、冬から春にかけて台湾北方沖合から中国沿岸寄りを北上東シナ海北部海域に至る群があり、5月から6月には浙江省の舟山群島沿岸の浅海で産卵する。食用にされ、旬は夏と冬。「西海に鮭なく、東海に真魚鰹(まながつお)なし」との慣用句が有るほど西日本では多く漁獲されている。ギンダイ(富山)、まながた(長崎)、まな(長崎、福岡、下関)、まは(下関)、ふーいちゃー(沖縄)、チョウチョウ(紀州)等の地方名をもつ。主に東シナ海西部で底引き網漁などで漁獲する。瀬戸内海では、夏に産卵のために回遊してくる個体を袋待網、刺網(流し刺網)で漁獲する[4]。

マナガツオの見た目の特徴・見分け方

体長は50cm~60cm程度まで成長する。体が大きいのに対して頭は小さく、目や口も小さい。体色は黒~銀色で、体形は胴の部分が楕円形や菱形になっており、側扁している。背びれと尻ビレが大きく、カマのような形であるのが特徴的である。マナガツオの体の表面には白っぽい小さくて細かな鱗に覆われているが、非常に剥がれやすいため、底曳網などで漁獲されたものにはほとんど鱗がついていないことが多い。

マナガツオの食べ方・食味レビュー

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鮮度のいい身は透明感がある白身の魚。鮮度のいいものが手に入ったときは、刺し身がおすすめ。甘みがある上に脂ものっており、ほどよい柔らかさで非常に美味である。熱を通しても固く締まりすぎないので、塩焼きや煮付けなどにも適している。近年その味に注目され、関西のみならず関東地方でも多く食べられるようになった高級魚である。小さ過ぎるものも、大きすぎるものも味が落ちるため、2~3キロ程度のものが最も美味しい。すぐに鮮度が落ちてしまう魚なので、手に入れたらすぐに下処理をすることが大切。どうしても調理までに時間がかかる場合は、そのまま放置せずに、すぐに冷蔵庫などに入れておく。

マナガツオのレシピ動画

マナガツオの塩焼き・炙り・お刺身
マナガツオの漁師飯!(味噌漬け焼き)

マナガツオの生態域・分布

南日本・北日本

マナガツオの釣り方

釣り船

マナガツオの釣り場

内湾・砂地

Twitterでのマナガツオの投稿

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