マンボウ
マンボウの特徴
熱帯や温帯の海に生息し、外海の表層で生息する。水深800m程度まで潜水することも確認されており、実際の生態は未だ明確には明らかになっていない。クラゲやプランクトンを好んで食すが、水族館などではエビなどの甲殻類も餌として与えられる。メスは一度に3億個の卵を生むと言われており、これは脊椎動物の中で最多である。孵化したばかりの稚魚は成魚とは違い全身に棘があり金平糖のような見た目をしている。マンボウには尾びれがないが、背びれと尻びれを使って泳ぐ。俊敏に泳ぐイメージはあまりないマンボウだが、餌を捕獲する際などには意外と泳ぐスピードは早い。小さな個体は群れをなすこともある。皮膚や目には寄生虫が付いていて、ほとんど見えていない。そのため水族館等のガラスによくぶつかる。
マンボウ(英:Sunfish)は、フグ目マンボウ科マンボウ属に分類される魚類。日本では地方名で、ウオノタユウ(瀬戸内海)、ウキ、ウキギ、ウキキ(浮木)、バンガ(以上は東北地方)、マンザイラク(神奈川県)、マンボウザメなどとも呼ばれる。 後述の通りマンボウの分類は2010年以降急激に変化しており、下記のみならず参考文献においても、マンボウ(Mola mola)についての記述とされるものにウシマンボウやカクレマンボウのものが含まれる可能性がある。外洋の表層で浮遊生活をしていると考えられてきたが、研究により生息の場は深海にまで及んでおり、海上で見せる姿は生態の一部にすぎないことがわかってきた。発信機をつけた追跡調査で、生息水深を一定させず、表層から水深800m程度までの間を往復していることが明らかにされている[10]。25%程度の時間を表層で過ごす個体がいる一方、別の個体は水深200m以深の深海にいる時間が長かった。水温の変化に影響を受けている可能性が考えられているが、外洋に生息する魚だけに生態はまだ謎が多く、詳しい調査が待たれる。
マンボウの見た目の特徴・見分け方
体は正面から見ると紡錘形をしており、側面から見ると円盤型をしている。また、後ろ半分を切ってしまったかのような特徴的な見た目をしており、尾びれと腹びれを持たず、背びれと尻びれは長く、上下に突出している。尾びれのようなものは背びれと尻びれの一部が変形して形成されたものであるが、泳ぐ際に舵を取ることから舵びれと呼ばれている。フグの仲間の特徴である、丸い目、小さな口の中には板状の歯と小さな鰓孔を持つ。目にはまぶたがなく、閉じることができないが、目の周りの筋肉で閉じることができる。皮膚は粘膜で覆われており、体表には多量の寄生虫が寄生している。さらに、とても硬いため、フグの仲間ではあるのだがふくらませることはできない。非常に大きく成長し、大きいものは全長3mにも達する世界最大級の硬骨魚の一種である。
マンボウの食べ方・食味レビュー
通常は食用としない。ただし、新鮮なマンボウは刺身で食べることもできる。身は白身で脂がほとんどなく淡白な味わいである。マンボウは肝が大きく、こちらは脂が強くクセがあるが、身よりも旨味もある。主には酢みそ和えや、肝和えなどで食べられる。その他にも天ぷらや炒めものなど、火を通しても良い。また、マンボウは腸も食すことができ、その食感を楽しめる。腸は塩焼きでニンニクや胡椒などで味付けをすると美味。また、腸の炒めものも、腸がホルモンのような食感になるため、野菜などと炒めても美味しく食べられる。時間が経つと身が色が茶色などに変色するので、透明感のあるものを選ぶと新鮮である。
マンボウのレシピ動画
- マンボウのさばき方
- マンボウ刺身肝あえの作り方
マンボウの生態域・分布
マンボウの釣り方
マンボウの釣り場
マンボウの動画
Instagramでのマンボウの投稿
Twitterでのマンボウの投稿
マンボウのあくび?!最初の1秒くらい口を縦に大きく広げているように見える気が👀#マンボウ pic.twitter.com/i2IxXbTdVX
— アクアワールド茨城県大洗水族館 (@aw_oarai) January 31, 2020
マンボウの餌やり初めて見た
— じん☆こな (@jinsei_Konata) December 15, 2019
魚と海老と牡蠣のすり身をゼリー状に固めたものらしいです pic.twitter.com/mBIuAxv2u1
みんな、冬コミが近いんだから、原稿しなきゃダメだよ!
— みなせ★モバイルハウス設計中 (@Ton_beri) November 13, 2019
私もこれから原稿です!
じゃマンボウをさばきましょうか! pic.twitter.com/nU9ze1fhcm