テナガエビ
テナガエビの特徴
温暖な地域の流れの緩やかな川を好み生息する。熱帯地域のほうが多く見られる。夜行性だが、曇りの日は日中も活動する。縄張り意識が強く、他の個体が縄張りに侵入してきたときは長い手を使って戦う。肉食性で魚の死骸や虫などを食べるが、藻などの水草を食べることもある。両側回遊性であるので、生まれてすぐは海までくだるが、その後は再び川底に戻りそこで生涯を過ごす。手軽に楽しめることから釣のターゲットとしても人気が高く、子供でも楽しむ事ができる。釣りのベストシーズンはは梅雨の時期。産卵期は初夏で、この少しあとの夏から秋が旬である。寿命は環境によって変動するが1年から3年ほどで、オスのほうが長生きする。
テナガエビ(手長蝦)はテナガエビ科テナガエビ属 Macrobrachium に分類されるエビの総称。熱帯・温帯の淡水域や汽水域に生息する大型のエビで、和名通り第2歩脚が長く発達する分類群である。熱帯から温帯に広く分布するが、熱帯ほど種類が多い。体長は3cmほどのものから20cmほどのものまで種類によって差がある。成体は全身が緑褐色-灰褐色だが、若い個体は半透明の体に黒いしま模様があり、スジエビ類に似る。若いテナガエビとスジエビは目の後ろにある肝上棘(かんじょうきょく)の有無で区別でき、スジエビには肝上棘がない。成体のオスの鋏脚は種類によっては体長よりも長いが、メスや若い個体は細く短い。水底を歩く時には大小2対の鋏脚を前に突き出し、後ろの3対の歩脚で移動する。高地の水の澄んだ湖沼には生息せず、移植しても定着できない。繁殖期は5-9月までだが、夏に多く産卵する。小卵多産で、メスは直径1mm足らずの卵を1000 - 2000個ほども産卵し、腹脚に抱えて孵化するまで保護する。
テナガエビの見た目の特徴・見分け方
体長は3cm~20cmほどのものまで様々。腕の長さを除くと平均して10cm前後。若い個体は半透明をしており、成体は茶褐色になる。名前の通り発達した長い爪(脚)を持つが、これは成体のオスだけで、若いオスやメスは長さは普通である。これはオスがメスを守るためであると言われている。この長い爪(脚)は獲物を捕食する際や、他のエビと争うときなどに使用する。前から2番目の爪(脚)が伸びており、1番目が伸びているカニやザリガニとは異なる。テナガエビの1番目の脚は大きな鋏脚内側にある。
テナガエビの食べ方・食味レビュー
素揚げや唐揚げ、アヒージョなどにして食べると非常に美味しい。殻や頭を含め、丸ごと食べることができる。尻尾や長い手はエビセンのような食感である。エビらしいうま味が感じられ、酒のあてとして最高の逸品である。釣ってきた場合は泥がついている恐れがあるのできれいな水で2~3日飼育してから食べるのが良い。ただ、淡水で生活しているエビのため生食はやめておいたほうが無難である。佃煮などにされることもある。下処理の方法としては、テナガエビをボウルにうつして酒につける。その後塩と片栗粉を全体にまぶす。よく混ざったら洗い流して完了。泥抜きも忘れずに行う。
テナガエビのレシピ動画
- テナガエビの下処理方法
- テナガエビのエチュベ
テナガエビの生態域・分布
南日本
テナガエビの釣り方
磯
テナガエビの釣り場
河口・淡水・川・池・湖沼
テナガエビの動画
Instagramでのテナガエビの投稿
Twitterでのテナガエビの投稿
おれの原点!!テナガエビ釣り🦐
— みっちゃん (@z_micchan) February 13, 2020
小2ぐらいの時はハリなしで、どのタイミング、強さで引けば餌を離さないかとか色々考えたりした笑
赤虫針ぐらいが本当は食わせやすいけど、針外しやすいからビーク針の6で👍
サオは落ちてる木の枝😂
10分で2匹釣って満足👌
癒された~🥰 pic.twitter.com/gpITOocGRJ
夏から飼育しているテナガエビ
— アクアマリンいなわしろカワセミ水族館 (@InawashiroAQ) January 12, 2019
脱皮を重ねてかなり大きくなりました
色も赤みがかってきました#テナガエビ pic.twitter.com/rL2PgLgwny
ザリガニじゃないよww
— hinano20202020 (@hinano20202020) August 6, 2019
テナガエビ#テナガエビ #釣り #川釣り pic.twitter.com/u4cOh0IHyE