トゴットメバル
トゴットメバルの特徴
岩手県・新潟県以南に分布。近縁のウスメバルより暖水性で、南日本に多い。そのため房総半島以北で釣れるのはウスメバルであることがほとんど。水深50m~100mほどのやや沖合の岩礁域に生息し、小魚や動物プランクトンを食べる。群れを作って生活する。釣りのターゲットとしても人気が高い。しかし見た目が酷似していることもあり、ウスメバルとともに「沖メバル」と呼ばれ混同されることもしばしば。年中釣ることができるが、盛期は冬から初春であるとされる。卵胎生であるので、卵を産むのではなく交尾によって体内受精する。その後ある程度の大きさまではメスが育て、約1ヶ月後に稚魚を数千匹産む。産出時の稚魚の大きさは約4~5mm程。
トゴットメバル(戸毎眼張、戸毎目張、戸毎鮴、Sebastes joyneri)は、条鰭綱カサゴ目フサカサゴ科(あるいはメバル科)メバル属に属する魚の一種[1]。別名、オキメバル(沖眼張、沖目張)、チョウチンメバル(提灯眼張、提灯目張)など。 本州から九州、朝鮮半島に生息する。 全長約20cm。メバル似るが、体色が淡紅色で、背鰭の基部から背にかけ、明瞭な黒褐色の斑紋が並ぶ。 また、ウスメバルとは背の斑紋の形が定型で、色が濃い事で識別される。 側線有孔鱗がメバルの42-45に対し、本種は47-53と多い。 メバルは沿岸の岩礁に生息するが、本種はより深い海域に生息する。 食用で、旬は春とされる。主に煮付けや揚げ物にして賞味される。 釣りの対象にもなる。
トゴットメバルの見た目の特徴・見分け方
体色は薄い橙色で体側上半部に明瞭な黒斑がある。黒斑の縁辺は丸い。黄色っぽい体色をした個体もいる。眼の斜め前下方の涙骨に鋭い2棘がある。また、名前の通り眼は大きく前方へ張り出している。メバルの仲間の中では小型の種類で、体長は15cm~25cmほどのものが一般的。下アゴが前方へ突き出ており受け口になっている。体型はメバル型であるのに対し、尾ビレの後方部分が深く湾入しているのも特徴の一つ。見た目はウスメバルに似るが、体表に持つ黒い斑紋が丸いのがトゴットメバルで、角張っているのがウスメバルであると見分けることができる。また鱗の数にも差がある。トゴットメバルは47~53で、52~56ほど持つウスメバルよりも少ない。
トゴットメバルの食べ方・食味レビュー
クセのない白身の魚で、淡白な味わい。定番料理は煮付けだが、刺身、塩焼き、唐揚げ、ホイル焼きなどに様々な料理に調理される。新鮮なものを刺身で食す場合は、焼霜作りにするのがお勧め。皮を引いてしまうと淡白な味わいが故に少しもの足りなく感じてしまうからである。しかしトゴットメバルは他のメバルの仲間と違い、数日寝かさなくても美味しく食べられることができるのという利点を持つ。秋から冬に水揚げされたものがお勧め。身自体は非常に上質なので、熱を通してもかたくしまらない。身離れも良く甘みや甘みも感じることができるのが煮付けである。小型のものは、唐揚げや味噌汁などにするのが良い。トゴットメバルはじっくり揚げると丸ごと食すことができる。ふっくらとした身質をもつのも特徴である。
トゴットメバルの生態域・分布
南日本・北日本・日本海・瀬戸内海・東シナ海
トゴットメバルの釣り方
釣り船
トゴットメバルの釣り場
沖合・岩礁
トゴットメバルの動画
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図鑑
— ぐるぐるとるねいだー (@spoon54catch) December 7, 2019
トゴットメバル pic.twitter.com/DOeP0fsnjv
今日が終われば三連休だと思ったら中日が日曜出勤だった(o_ _)o#何の脈絡も無く水族館の画像を貼る #トゴットメバル #鳥羽水族館 pic.twitter.com/9rZekNyxmL
— pikayadon (@pikayadon) January 10, 2019
トゴットメバル
— ユキだったもの@アカ引っ越ししました。 (@Sakamata_Yuki) September 21, 2017
関西の水族館では見ない魚だけど、あわしまにも三津シーにもいたしこちら側ではよく獲れる魚なのかな?#あわしまマリンパーク#伊豆・三津シーパラダイス pic.twitter.com/85RYv8mFoT