ヒメ
ヒメの特徴
日本各地の沿岸の水深30m~300mの砂泥底に生息している。フィリピンでも多く見られる。甲殻類や多毛類を主に捕食する動物食性である。体色が鮮やかで美しく姫のようだということから「ヒメ」という名前が付けられたと言われている。釣りで漁獲されることもあるが、マダイやアジ釣りなどの外道として扱われる。まとまって水揚げされることがほとんどないので市場に流通することは非常に稀。釣り以外では底引き網などで他の魚に混じって漁獲される。様々な地方名を持ち、「トンボ」「オキハゼ」「トンビカジカ」「トンボハゼ」などがその一例である。
ヒメの見た目の特徴・見分け方
体は細長く円筒形。体色は背側が淡褐色で腹部は白い。赤~暗色の斑紋が全体的に散らばっており、背中側には茶色~暗赤色の斑紋が数個存在する。メスの背ビレは著しく大きく前部が赤い。オスは背ビレの軟条が伸びない。背ビレは高さがある。尾ビレや尻ビレには黄色味がかっている部分も存在する。眼が大きい。体長は15cm~20cmほどが一般的。吻(ふん)は尖っており、体の割に口が大きい。尾ビレは切れ込んでおり、二叉に分かれている。ヒメは鱗の数が40~46枚ほどで、見た目が似ているエゾダマシよりも数が多い。背ビレの軟条数もエゾダマシはヒメに比べて少ない。鱗のサイズは大きめ。
ヒメの食べ方・食味レビュー
小型で数もまとまらないのであまり食用とされない。干物に利用される。干物にすると香ばしくなり美味しい。身は水分を多く含んでいる。唐揚げに調理されることもしばしば。小骨が多いのが難点であるが、じっくり二度揚げすることで美味しく食べられる。旬は不明。まとまって獲れた時には、かまぼこなどの練り物の原料として使われることも稀にある。サイズが小さい魚なので可食部は少ないが、刺身で食べることもできる。甘みが強く、ねっとりとした食感である。しかし鮮度の落ちが早いので、釣った場合はその日うちに食べきってしまうことが好ましい。翌日以降は甘みを感じられなくなってしまうためである。
ヒメの生態域・分布
北日本・日本海・東シナ海 ・琉球列島
ヒメの釣り方
釣り船
ヒメの釣り場
沖合
ヒメの動画
Instagramでのヒメの投稿
Twitterでのヒメの投稿
ヒーメヒメ!ヒメ!好き好きだいすき
— タコ姉 (@kasiwa9) April 8, 2015
ヒメ!ヒメ!キラキラリン♪
ヒメ/魚。赤くて、ヒレや目が大きくかわいい。名古屋港水族館で見かけて目をつけていたかわいこちゃん。ヒメヒメぺったんこを聴いて思い出した。 pic.twitter.com/25NRyegkgB
とれたて深海魚クイズ🌀
— Ryuさん@おさかな採集屋さん (@tathunari) June 16, 2019
6月も残り2週間となりました‼️
あっという間に梅雨が明けて7月がやってきますね✨
今日はこちらのおさかな❗️
船釣りをやる人には馴染み深いかもしれません🚤🎣
ヒントは美しい名前です!
分かるかな〜⁉️
【難易度】
★★★★☆☆☆#深海魚クイズ pic.twitter.com/tP27wDAVXy
今朝のおとーさんからのお土産〜!
— カネマン鯨 (@1091sabiki) January 7, 2017
これからEくんが頑張って同定するのですが…
写真を見たMちゃんはガシラ。
全くわからないAちゃんはヒメ・・・記憶にある魚の名前を順に言う。(^_^;) pic.twitter.com/9EnWk4dxt8