エゾアイナメ
エゾアイナメの特徴
現在日本には、北海道でしか生息しておらず、その個体数もとても少ない。市場に出回ることもあまりない。エゾアイナメは水深100mまでの浅海~岩礁に生息しており、小型の魚や甲殻類などを食べる肉食性である。腹部が膨らんでいて、ゆっくりと動くことが鈍臭そうという理由からエゾアイナメの他にも、「ドンコ」という別名をもつ。見た目は美しいとは言い難いが「ハレの日」の魚としても知られている。刺し網で漁獲される。
エゾアイナメの見た目の特徴・見分け方
頭は小さく細長い紡錘形をしており、体長は40cm程度まで成長する。尾びれはほぼ直線で、個体によりやや湾入するものもいる。体の色は茶色~黄褐色で、これは個体により差がある。エゾアイナメの背鰭棘数は22~24本で、腹部がまるまる膨らんでおり、この中に肝が詰まっている。ぬるぬるした感触で、唇が分厚いことも特徴の一つ。
エゾアイナメの食べ方・食味レビュー
アイナメ同様白身で大変美味だが、市場で出回ることがあまりない魚である。アイナメと混同されることも多い。エゾアイナメは鱗が小さくぬるぬるしているので取りづらく調理はしにくい。膨らんだお腹の中には肝が詰まっており、これが大変美味とされる。肝以外の内臓部分には臭みがあるので、内臓はなるべく早めに取り除いて調理するのが好ましい。身は脂肪分も少なく、高タンパクであり、肝はミネラルやビタミンを多く含むので栄養価が高い魚である。
エゾアイナメのレシピ動画
- エゾアイナメ鍋・竜田揚げ
- エゾアイナメ汁
エゾアイナメの生態域・分布
オホーツク海
エゾアイナメの釣り方
エゾアイナメの釣り場
内湾・砂地・岩礁
エゾアイナメの動画
Instagramでのエゾアイナメの投稿
Twitterでのエゾアイナメの投稿
今日は小名浜沖堤防で釣り中。
— たぬきうお (@M6h3ooMYwFNS9Lp) December 7, 2019
黒アナゴとつぶらな瞳のドンコが釣れました。大物釣れないかな~🤩
#小名浜沖堤防 #海釣り #ドンコ #エゾアイナメ pic.twitter.com/cb4be8UjnB
寒さで震えながら待ってた時遂に当たりが! カサゴちゃんとドンコことエゾアイナメさんが! 行った甲斐があったよ pic.twitter.com/cVE2i6QDKT
— ざんげ (@kana2199) November 14, 2014
昨日夜釣りに、行ったとき、初めてこんなの釣れた、エゾアイナメ! pic.twitter.com/Fa1PCvicep
— まもるっち! (@mamoru2013n) May 11, 2018