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カムルチー

淡水

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カムルチー(雷魚)

スズキの仲間

別名: ライギョ・カムルチー
科目: スズキ目タイワンドジョウ科

カムルチーの特徴

池や沼など、川の流れがゆるい水辺に生息する。特に水草が繁茂する静かな水域を好んでいる。空気中の酸素を吸い込み、呼吸をすることができるので、水中の酸素濃度が低い劣悪な環境でも生息できる。カムルチーは肉食性で、小魚以外にも、カエルや昆虫、ネズミなどの小動物まで何でも食べてしまう獰猛な魚である。産卵期は5月~8月で、その間に雄と雌が協力して作った、直径1mほどの大きなドーナツ状の「浮き巣」の中に浮遊性の卵を産む。卵は2~3日で孵化し、1年で体長25cm、4年で50cmにまで成長する。通常は2年ほどで成魚になる。1920年代に南アジアから持ち込まれ居ついた外来種で、かつては個体数も増え漁獲量も多かったが、近年はブラックバスとの競争で個体数は減りつつある。カムルチーは現在、在来の水生生物へ悪影響を与えると懸念されているため、要注意外来生物とみなされている。

Wikipedia

カムルチー(朝鮮語:가물치、学名 Channa argus)は、スズキ目・タイワンドジョウ科に分類される魚の一種。東アジアに分布する肉食性の大型淡水魚である。 日本や中央アジアなどにも移入され、分布を広げている外来種である。日本では同属のタイワンドジョウやコウタイと共に、ライギョ(雷魚)、ライヒー、タイワンなどとも呼ばれる。 日本では外来生物法によってかつて要注意外来生物に指定されていた。現在は環境省より生態系被害防止外来種リストが発表されているが、このリストにカムルチーは指定されていない。しかし、北海道、群馬県、愛知県、滋賀県、山口県、長崎県では漁業調整規則にもとづき、移植禁止の措置がとられている[3]。

カムルチーの見た目の特徴・見分け方

体長は70cm程のものから最大で1mまで達する大型の魚。体形は細長く、顔や頭の部分は蛇のようである。口がかなり大きく、下顎が上の顎よりも突出しており、口裂は眼の後ろまである。また、歯はかなり鋭く大きい。背面は茶色や緑色の褐色で、腹面はやや白い。体側には縁取りのある暗い色の斑紋が2列並んでいる。タイワンドジョウと共に日本では「雷魚」と呼ばれており、よく似ているが、タイワンドジョウは体側の斑紋がカムルチーよりも小さいことから区別することができる。

カムルチーの食べ方・食味レビュー

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食べる際は、体表のヌメリが生臭さのもとになるので、きれいに取り除いてから食べる必要があるが、ヌメリを取り除いてしまえばきれいな白身をしており、癖がなくとても美味な魚である。日本では中華料理を食べる際にたまに見かけるぐらいであるが、アジア圏では高級魚として市場に流れている。炒め物や煮付け、フライなどにして食べられる。顎口虫という皮膚の下を移動し、皮膚に炎症を起こす厄介な寄生虫がいる場合があるため、生食では食べずによく火を通してから食べるように注意しなければならない。

カムルチーのレシピ動画

カムルチーのはんぺんと照り焼き
カムルチーの粕漬け焼きと粕汁

カムルチーの生態域・分布

南日本・北日本

カムルチーの釣り方

バスフィッシング・コイ

カムルチーの釣り場

淡水・川・池・湖沼

カムルチーの動画

Twitterでのカムルチーの投稿

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