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ゲンゴロウブナ

淡水

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ゲンゴロウブナ(源五郎鮒)

コイの仲間

別名: ヘラブナ・マブナ・ヘラ・フナ・ヘラフナ・ゲンゴロウブナ
科目: コイ目コイ科

ゲンゴロウブナの特徴

淡水魚で本来は琵琶湖・淀川等の特産種だが、現在では人為放流によって日本全国に分布している。体高が高くなるように遺伝子操作された個体は成長が早く、ゲームフィッシュとして人気のため各地で養殖されている。釣り師の間では「ヘラブナ」と呼ばれることが多い。川の中にいる生物を水ごと飲み込むようにして食べ、その中から獲物のみをこしとるようにして捕食する。「ゲンゴロウブナ」という名前の由来は、日本昔話にもあるように漁師の源五郎が助けた女性の正体がフナで、その女性を追いかけて琵琶湖に飛び込むと源五郎自身もフナになってしまった時にできた種であるからであると言われている。成長が早く、寿命も比較的長い。

Wikipedia

ゲンゴロウブナ(源五郎鮒、学名 Carassius cuvieri)は、コイ目コイ科コイ亜科フナ属の淡水魚である。別名はカワチブナ(河内鮒)、オウミブナ(近江鮒)など。釣り師の間でヘラブナ(箆鮒)として知られるのは本種の変種である。『広辞苑 第七版』では本種の名前の由来は「堅田の漁夫・源五郎がこの魚を捕らえて安土城主に貢じたこと」と解説されている。本来は琵琶湖の固有種であるが、現在では人為放流によって日本全国に分布している。河川や池沼、湖に生息する。繁殖期は4月から6月で、この時期になると浅場の水草や岸辺の草の根などに卵を産み付ける。琵琶湖における本来の小型ゲンゴロウブナは絶滅危惧IB類 (EN)。調理法は、洗い(刺身)、ふなこく(味噌煮込み汁)、唐揚げなど。 琵琶湖原産のニゴロブナが、外来種であるブラックバスやブルーギルの台頭といった生態系の変化や開発による環境の悪化により個体数が減少し琵琶湖の希少種となったため、最近ではニゴロブナの代わりに鮒寿司の材料に使われる

ゲンゴロウブナの見た目の特徴・見分け方

体高が高く真横から見るとひし形の体型をしており、眼も若干下方についている。頭の後方にコブがあるようにもっこりと高くなっているのもゲンゴロウブナの特徴の一つ。一般的な体長は30~40cmほどだが、大きなものになると体長60cmに達するものもいる。体色は、背中側が褐色でお腹側は銀白色である。他のフナ類とは背ビレの軟条数が15~18本であるかどうかということと、鰓耙(さいは)が長く100本以上あるかどうかという点で見分けることができる。丸い胆嚢は誤ってつぶしてしまうととても苦いので扱う際は注意が必要である。鱗は大きく、皮には一定の厚みがある。

ゲンゴロウブナの食べ方・食味レビュー

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食味は良くないが、コイよりは美味しいとされる。川魚の独特な臭みがあるが、養殖されたものはクセや臭みが無いので美味しい。体高は高いが、内蔵がほとんどを占めるので採れる身の部分はさほど多くない。薄くへぎ造りにすると白身魚の美味しさを楽しめる。鮒寿司の材料として使用されることもある。しかし、淡水魚には寄生虫が繁殖している可能性が非常に高いので生で食す際は十分に注意が必要である。焼き物や揚げ物にはあまり向かない。ゲンゴロウブナのアラや身から非常にいい出汁が出るので、味噌で煮込む「ふなこく」という料理がお勧めである。

ゲンゴロウブナのレシピ動画

ゲンゴロウブナの香草焼き

ゲンゴロウブナの生態域・分布

南日本・北日本

ゲンゴロウブナの釣り方

ワカサギ

ゲンゴロウブナの釣り場

淡水・川・池・湖沼

ゲンゴロウブナの動画

Twitterでのゲンゴロウブナの投稿

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