ヨリトフグ
ヨリトフグの特徴
神奈川県、富山県以南に分布。世界中の暖海にすむ。やや深海性で水深100~400mでとれる。深海釣りの外道。30~40cm。無毒。
ヨリトフグ (Sphoeroides pachygaster) とは、フグ目フグ科に属する海水魚。 別呼称として、神奈川県小田原ではカワフグ(皮河豚)[1][2]・デデフグ[1][2][3]、静岡県沼津、大分県大分市ではミズフグ(水河豚)[1][2][3]、愛知県蒲郡市三谷、西尾市一色ではチョウチンフグ(提灯河豚)と呼ばれる[1][2][3]。 世界中の温暖な海に分布する[1]。日本では、太平洋側では千葉県以南、日本海側では富山県以南に、それぞれ分布する[1]。 体長は30cm程度で、水深100-500mの大陸棚縁辺部に棲息し、体には無数の細い線がある[1]。 食用として漁獲されるが、その量は少ない[1]。釣りの際には針にかかると海水を吸い込み、釣り上げるのに難儀するわりに他のフグよりかなり味が劣るので、嫌われる傾向にあるという[1]。 筋肉・皮・精巣のいずれを食しても健康に害はおよばないとされ[3]、伊豆半島などでは肝臓も加えてぶつ切りにし、みそ汁の具として食用されていた[2]。長年にわたって無毒と思われてきたが、肝臓から毒が検出されたことがある[4]。厚生労働省はフグの肝臓を可食部位と認めておらず、肝臓の販売を禁止している[3]。卵巣も有毒の可能性があるが、毒性は不明である。 上記の理由から長らく食されていた地域もあり、2018年1月には愛知県蒲郡市のスーパーマーケットで肝臓を含む切り身が販売され、県が立ち入り調査に入ったことが報じられた[5][6][7]。
ヨリトフグの見た目の特徴・見分け方
体表に小棘はない。無数の微細なしわがある。目立つ斑紋はない。
ヨリトフグの食べ方・食味レビュー
鍋もの、唐揚げ、みそ汁などに利用されるが、水分が多く刺身には向かない。
ヨリトフグのレシピ動画
- ヨリトフグのてんぶら
- ヨリトフグのしゃぶしゃぶ
ヨリトフグの生態域・分布
南日本・日本海・東シナ海 ・琉球列島
ヨリトフグの釣り方
釣り船
ヨリトフグの釣り場
深海・外洋・沖合
Instagramでのヨリトフグの投稿
Twitterでのヨリトフグの投稿
正解は❗
— Ryuさん@おさかな採集屋さん (@tathunari) November 29, 2019
ヨリトフグでした‼️
ふぐの日ですからね😆
このおさかな、実は無毒として一般に知られていて、身だけでなく皮や白子も食べられるとされています。
しかし!
肝臓からは一部毒のある個体も見つかっているので要注意!
愛知で肝臓が売られて騒ぎになったのは記憶に新しいですよね🤩 pic.twitter.com/QPBJr4sUzf
ヨリトフグって何? 愛知県のスーパーで肝臓を販売。「まったく無毒」と思われていたが…https://t.co/SImE0N4JHj
— ハフポスト日本版 / 会話を生み出す国際メディア / 世界各国に広がるニュースサイト (@HuffPostJapan) January 16, 2018
ヨリトフグかわいすぎません? pic.twitter.com/i1BtNwvK7W
— 使いません (@azuuuuuuuuuma) January 25, 2015