ヒメマス
ヒメマスの特徴
一生を湖で過ごすベニザケの陸封型の種で、北海道・北日本で養殖される食料資源となっている。もともとは北アメリカ・カナダが原産・北海道が原産の魚である。動物プランクトンやワカサギなどの小魚を好んで食べる。生息する各湖には禁漁期間が設けられ、捕獲数の上限や、期間が定められている。産卵期は秋頃。浅瀬や流入河川に遡上して産卵を行う。成熟するまでには一定の期間を要し、約3~4年ほどかかる。釣り人からはターゲットとして人気で、解禁日には生息している湖に人が押し寄せることも多い。ベニザケよりも小さいことから「ヒメマス」という風に名付けられたと言われている。
ヒメマス(姫鱒、Oncorhynchus nerka)は、サケ目サケ科の淡水魚の一種で、湖沼残留型(陸封型)のものを指す(降海型はベニザケという)。1904年(明治42年)、北海道庁水産課職員により命名された。自然分布はアメリカ合衆国、カナダ、カムチャツカ半島、北海道の阿寒湖とチミケップ湖を原産とする[1]。ニュージーランドには、移植により定着した。日本での養殖は、1893年北海道職員の村信吉が阿寒湖のシリコマベツ川から千歳の孵化場へ発眼卵を輸送し行ったのが最初とされている[2]。日本での移植は1894年の阿寒湖から支笏湖への移植が最初の例で[3][4][5]、移植成功後は支笏湖が種卵供給湖として重要な位置を占めたが、稚魚期の耐酸性が低いため[6]pH4程度の酸性の強い(pHの低い)水域への移植には失敗している[5][6 貧栄養状態の10℃から13℃程度の低温を好む[5]。
ヒメマスの見た目の特徴・見分け方
生涯を川で過ごすサケ科の仲間。10~15℃程度の低い水温を好み、大きさは体長20cm~30cm程度で成長が止まる個体がほとんどだが、稀に50cmを超えるものもいる。産卵期の秋を除けば鮮やかな白銀の魚体をしており、頭部や背は青みがかる。たまに背中の部分や尾ビレに黒い斑紋があるものもいる。口は大きく下アゴが突出しているので受け口になっている。産卵期の秋にはオス、メス共に婚姻色が出て赤褐色のきれいな魚体になる。オスのほうがより顕著で赤味が強い。また背中の部分が張り出したような形になり体高が高くなる。幼魚の頃は全体的に銀白色で、パーマークとよばれる淡い青色の斑紋が散らばっている。
ヒメマスの食べ方・食味レビュー
サーモンピンクをした身は、サケ類で一番美味しいとされる。クセや臭みがまったくなく、脂ののりも良い上品な身質である。しかし鮮度の落ちが早く食味の低下も早いと言われるため、鮮度のいい状態で食べることが美味しく食べることにおいては重要である。新鮮なものは刺身で食べるのが一番オススメであるが、寄生虫が繁殖している場合があるので十分に注意が必要である。加熱処理を行う料理では塩焼きが一押し。ヒメマスの持つ旨味や風味、ふわふわの食感を存分に楽しむことができる。メスが持つイクラは粒も大きくプチプチとした食感がとても良い。濃厚な味わいで絶品。産卵のために栄養を溜め込んでいる初夏から夏頃が旬。
ヒメマスのレシピ動画
- ヒメマスのさばき方とお刺身
ヒメマスの生態域・分布
北日本・オホーツク海
ヒメマスの釣り方
釣り船・トラウトルアーフィッシング
ヒメマスの釣り場
池・湖沼
ヒメマスの動画
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最後の水中紅葉🍁
— しば たい (@YABUKOGI_LIFE) October 29, 2019
やはりヒメマスは美しい。 pic.twitter.com/BZSaTUky7g
今日はヒメマスキャッチできました〜(^◇^;)今日のテーマだったプルーラと自分で工夫したルアーで釣りあげることができました💪
— moriRei\(^o^)/ (@morirei3) October 5, 2019
今日は学びが多い1日だったす!
やっぱり「現場、現物、現実」ですね🔥 pic.twitter.com/wLQOdSWvSq
水中写真にも挑戦してみたけど、ヒメマス暴れるからなかなか難しかった…
— 鰰 (@masahirougui) October 14, 2019
でも水中から撮ると凄く魚が綺麗に写ってイイね!! pic.twitter.com/HoDBc4ifVk