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マサバ 刺毒 中毒 粘液毒

海水

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マサバ(真鯖)

サバの仲間

別名: サバ・マサバ・ヒラサバ
科目: スズキ目サバ科

マサバの特徴

世界の温帯から熱帯の沿岸に広く分布し、日本列島の近海でも普通に見られる。水深2m程度の浅い海から、水深100mの深さまで潜ることも有る。寿命は5~7年とされており、2年で成熟する。大きな群れを作って海の中層を泳ぎ回っており、胴突き仕掛けを使ったマキエ釣りでは、一度に3、4匹も掛かって大騒ぎすることも。掛けた魚はぐるぐる回りながら上がってくる習性があるので、隣の人とお祭りすることもしばしば。 食性は肉食で、プランクトンや小魚を捕食する。日本近海のマサバは一時期乱獲によって、生息数が大幅に減少していたが、近年徐々に回復傾向である。

Wikipedia

マサバ(真鯖、英: Chub mackerel、学名 Scomber japonicus )は、スズキ目・サバ科に分類される魚の一種。全世界の亜熱帯・温帯海域に分布する海水魚である。 日本では食用魚として重要で、近縁のゴマサバ、グルクマ等と共に「サバ」と総称されるが、単にサバと言った場合は本種を指すことが多い。地方名としてホンサバ(各地)、ヒラサバ(静岡・高知)、ヒラス(長崎)、タックリ(鹿児島)、サワなどもある。 成魚は全長50cmほどになる。体は前後に細長い紡錘形で、短い吻が前方に尖り、横断面は楕円形である。各鰭は体に対して小さい。鱗は細かく、側線鱗数は210-220枚ほどに達する。背面は青緑色の地にサバ類独特の黒い曲線模様が多数走り、側線より下の腹面は無地の銀白色をしている。 同属のゴマサバは、腹面に小黒点が散在すること、体の横断面が円形に近いことで区別できる。他にも第1背鰭の棘条数(マサバ10以下・ゴマサバ11以上)、背鰭の軟条数(マサバ16以下・ゴマサバ17以上)などの相違点がある。 暖流に面した全世界の亜熱帯・温帯海域に広く分布する。日本近海でも暖流に沿った海域を中心に各地に分布する。摂氏14-17度と、ゴマサバやグルクマよりやや冷水温を好む。 沿岸域の表層で大群を作り遊泳する。春に北上・秋に南下という季節的な回遊を行い、1日10kmほどの割合で移動するが、沿岸の岩礁域付近に留まる群れもある。食性は肉食性で、動物プランクトン、小魚、頭足類など小動物を捕食する。 産卵期は2-8月で、直径1.08-1.15mmほどの分離浮性卵を産卵する。産卵数は全長25cmの個体で10万-40万、全長40cmで80万-140万に達するが、卵や稚魚を保護する習性はないので、成長途中でほとんどが他の動物に捕食されてしまう。 巻き網、定置網などの沿岸漁業で多量に漁獲される。外洋に面した防波堤や船からの釣りでも漁獲される。 身はやや白っぽいが赤身魚に分類され、ドコサヘキサエン酸(DHA)、エイコサペンタエン酸(EPA)を豊富に含む。 秋から冬にかけてが脂が乗って旬とされる一方、夏は味が落ちるとされている。用途は〆鯖(きずし)、鯖寿司、焼き魚、煮付け、唐揚げ、缶詰、鯖節など幅広い。取れたての新鮮なものは刺身でも食べられるが、傷みが早いので通常は生食はされない。鮮度の良いものであっても、アニサキスが寄生している可能性があるため注意する必要がある。通常は塩鯖や缶詰など、保存が利くように加工された上で流通することが多い。 サバ料理はヒスタミン中毒(スコンブロイド中毒、サバ中毒とも)と呼ばれる食中毒症状を起こすことがある。ヒスタミン中毒を防ぐには流通時の温度管理に気をつけるしか無く、調理時に火を通しても防ぐことはできない[5]。 マサバの中でも特に脂の乗った鯖をとろ鯖と呼ぶ。 また大分県の関さば、神奈川県の松輪サバ、青森県八戸市の八戸前沖鯖など各地に地域ブランドがある。 日本近海の太平洋のマサバは、環境変化や乱獲の影響により漁獲量が激減、2001年にはピーク時の3%にまでなった。その後、休漁など保護政策により2001年の11倍ほどに回復している。

マサバの見た目の特徴・見分け方

体長50cm程度まで成長し、体は細長く目が大きい。緑がかった背に黒い虫食い状の模様があり、サバ柄と呼ばれる。尾ビレは黄色く体の中央や腹側に斑点があればゴマサバで、マサバは腹に斑点はない。また、ゴマサバに比べると扁平しており、体高がある。断面は楕円形をしている。 全体は取れやすい小さな鱗で覆われていて、胸びれや背びれなどは体に対して比較的小さい。

マサバの毒・危険な部位

  • 刺毒
  • 中毒
  • 粘液毒
  • 危険!

サバにはヒスチジンと呼ばれるアミノ酸が多く含まれていて、人によってはアレルギー反応を起こすヒスタミンに変わることがあるので注意。特に鮮度の落ちたものが中毒になりやすい。サバの生き腐れと言われるほど傷むのが早く、傷んだものを食べると、ヒスタミン中毒を起こすことが多い。また、サバにはアニサキスの幼虫が寄生していることがあり、これが体内に入ると激しい腹痛を起こす。アニサキスの幼虫は、内臓部分に多いので、内臓部分は生食には向かない。アニサキスは内蔵部分以外にも寄生していることが多いため基本的に生食には向かない。

マサバの食べ方・食味レビュー

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旨み成分が豊富。塩焼き、煮付け、しめサバが定番だがどのように料理しても美味しい。産地では新鮮なものは刺身にもされるが、鮮度が落ちやすいので注意が必要。三重県、和歌山県ではすき焼きも好まれる。 秋から冬にかけて、脂が乗っており美味しく、夏は味が落ちると言われる。古くから大衆魚として親しまれてきた魚だが、近年流通の発達によってブランドサバが各地で現れ、高級なイメージも付きつつ有る。加工品としては、缶詰やみりん干しなどが人気。DHAなどの含有量が多く栄養価の高い魚で、ビタミンやナイアシンなども多く含まれるため、健康食、ダイエット食としても近年は需要が多い。

マサバのレシピ動画

マサバのさばき方 刺し身
マサバ 味噌煮

マサバの生態域・分布

南日本・北日本・日本海・瀬戸内海・東シナ海

マサバの釣種

釣り船・磯・防波堤・海釣り公園・筏・カセ・ボート・ソルトウォータールアーフィッシング・フライルアーフィッシング

マサバの釣場

外洋・沖合・内湾・砂地・岩礁・防波堤・河口

マサバの動画

Twitterでのマサバの投稿

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