ヤマメ
ヤマメの特徴
放流により変化はあるが、北海道やから九州までの太平洋沿岸・日本海に分布し、冷水域に生息している。2年で約20cmに成長する。海に出た降海型のヤマメはサクラマスと呼ばれ、70cmにまで成長する。寿命は4~5年程である。北海道のヤマメの多くは降海しサクラマスになるが、他の地域では河川にとどまるヤマメの方が多い傾向にある。ヤマメとアマゴとイワナは、好む水温が違うため住み分けられてきたが、近年交配が進んでいるのが問題になっている。カワサバは、イワナとヤマメの交雑種で、体側の模様がサバのような模様のため「カワサバ」と呼ばれている。
ヤマメ(学名:Oncorhynchus masou、山女魚、山女)は、サケ目サケ科に属する魚であるサクラマスのうち、降海せずに、一生を河川で過ごす河川残留型(陸封型)の個体のこと[1]。北海道から九州までの川の上流などの冷水域に生息する。 ヤマメは、北海道、東北地方の一部では「ヤマベ」とも呼ばれる。また、九州の一部の地域(福岡県、熊本県、大分県など)ではヤマメとアマゴを総称して「エノハ」とも言う[2]。2年魚でも全長は20cm程にしかならないが、ダム湖などに下り再び遡上してくるものは40cmに達するものもいる。秋期に河川上流域のおもに本流の砂礫質の河川に産卵床を形成し1腹200粒ほどの産卵をする[3]ので、保護を目的として漁協や県などの自治体などが管理する河川では10月から4月頃までが禁漁期間となっている。新潟県での回帰率は、0.03%と推定されている[4]。 下北半島の大畑川にはスギノコと呼ばれる普通のヤマメと比較すると、体色が濃くて青緑色を帯びており、パーマークがやや小さいヤマメが生息している[10]。通常ヤマメはイワナよりやや下流に生息するとされるがスギノコはイワナよりも上流に生息している。生息上限温度は24℃で、24℃で餌を食べなくなり26℃で死亡する[11]。
ヤマメの見た目の特徴・見分け方
体側には、小判上の斑紋模様(パーマーク)があり、背側には黒斑がたくさんある。腹側は白い。側線部にはうすい紅色が入っており美しい。アマゴに有るような朱点がなく、体側のパーマークも成長に伴って薄くなる。体長は20~30cmにまで成長するが、30cmを超えるものは大物とされる。産卵期になると、体全体が黒くなっていき、紅色の婚姻色が現れる。
ヤマメの食べ方・食味レビュー
川魚の中で1、2を争うほど美味とされており、そのまま姿焼きにしても、内臓を取り除いて唐揚げにしても非常に美味。癖のない魚なので、どんな料理にしても美味しい。養殖の個体なら刺身でも食べることが可能で、刺身は非常に美味。また、卵は金色に輝くイクラでこちらも美味しい。「黄金イクラ」と呼ばれることも有る。さらに栄養価も高く、カルシウムを豊富に含有する。体の表面にぬめりが残っているものは新鮮な証拠である。
ヤマメのレシピ動画
- ヤマメのさばき方
- ヤマメの炊き込みご飯の作り方
ヤマメの生態域・分布
ヤマメの釣り方
ヤマメの釣り場
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やっぱヤマメよ。 pic.twitter.com/Pyn9E8zavp
— ゆーや (@CVO8044) February 13, 2020
ヤマメ
— お魚_bot (@bot36516967) February 14, 2020
内村川
2017/09/10pic.twitter.com/SIWOJmGor2
ヤマメの水槽を撮りました😁 pic.twitter.com/BGwRMJr4Jh
— 公貴(こうき) (@n15800) February 7, 2020