オニカサゴ
オニカサゴの特徴
千葉県、新潟県以南~鹿児島、伊豆諸島に分布し、沿岸の岩礁、水深200m以浅の珊瑚礁域およびその周辺の砂地に棲む。甲殻類や小魚を主に捕食する肉食性の魚で、活発に泳ぎ回るような魚種ではなく、海底で潜んでいるような魚である。水圧の変化には強い。関東の沖釣りでオニカサゴと呼ばれるのは別種のイズカサゴで、関西地方ではオキオコゼと呼ばれている。年中釣ることができる魚ではあるが、釣りの盛期は秋から春にかけての午前中が狙い目である。成長するまでにかなり時間を要するため魚類の中では比較的長寿であると言われるが、正確な寿命は解明されていない。最長寿のもので42年間生きていたという報告がある。また、市場に流通することはほとんどなく、高値で取引きされる高級魚である。
オニカサゴの見た目の特徴・見分け方
体色は赤っぽいものが多いが赤褐色~茶褐色で個体によっては変異がある。体側と各ヒレに黒斑が散らばっており、体には突起や棘が無数存在する。口が大きく、口角は眼の下くらいまである。また、涙骨の下に3本の棘がある。体高は低い。体長は最大で50cm、体重は2kgに達する。見た目はフカサゴに似るが、オニカサゴのほうが大型に成長し、体長が20cmを超える個体のほとんどがオニカサゴであることが多い。また、オニカサゴは腹ビレの縁が白っぽいので、その点でも他の種類とは見分けることができる。背ビレや胸ビレ、エラ蓋に毒を持つことがあるので注意が必要。
オニカサゴの食べ方・食味レビュー
淡白で透明感のある白身で、新鮮なオニカサゴの身は締まっており、歯ごたえがあるので刺身として食べるのがお勧め。甘みや旨味も強く、皮がついたままでも美味しく食べられる。オニカサゴのアラから出た出汁と、昆布からとった出汁を使ってしゃぶしゃぶとして食べるのも絶品である。その他にも、煮付け、唐揚げ、汁物などに料理される。不飽和脂肪酸や無機質のミネラル、ビタミンやカルシウムが多く含まれているので健康にも良い魚である。旬は夏から秋だが、年中を通して味の変化があまりない。市場では高値で取引きされる高級魚なので、料亭などで食すことがほとんど。
オニカサゴのレシピ動画
- オニカサゴのさばき方
- オニカサゴ鍋の作り方
オニカサゴの生態域・分布
南日本・北日本・日本海・瀬戸内海・東シナ海
オニカサゴの釣り方
釣り船
オニカサゴの釣り場
内湾・岩礁
オニカサゴの動画
Instagramでのオニカサゴの投稿
Twitterでのオニカサゴの投稿
ちょっと可哀想だけども苦しませない為のオニカサゴの〆。
— 翠榎 (@Suica_dn) February 11, 2020
海水がなくても氷水の中で半日ぐらい余裕で生きる魚だけどショックに弱い魚なのでこれで仮死状態になるので楽にしてあげましょう pic.twitter.com/CyafOg4Eue
今日もオニカサゴ、40cmオーバーの大物ばかり❗️
— 小峯 青 (@blueseabass) February 7, 2020
短ハリスでの小まめな棚取りが効いた👍
最近、調子良すぎるな😅 pic.twitter.com/OsXWu6qsE7
こんな50オーバーありそうなオニカサゴ凄すぎる‼️
— ボンバーマン (@g9xUmDGbK09NYCA) January 26, 2020
おめでとう🎉 https://t.co/zGtSVpa7xc