マダラ
マダラの特徴
日本海および北日本太平洋沿岸の水温の低い海に分布。夏場は大陸棚周辺部の水深200~300mの底層に多く生息している。肉食性の魚で、稚魚の時期にはカイアシ類などを捕食し、成魚になると甲殻類や端脚類、貝類などの底生動物を捕食している。海の深いところを好むマダラだが、産卵期である12月~3月頃までは水深50m付近の浅場に戻り、砂底や泥底で産卵する。寿命は北に生息する個体になるほど長く、6~11年程度生きる。非常に雑食で、何でも食べる。
マダラ (真鱈、英: Pacific cod、Gadus macrocephalus)は、タラ目タラ科に属する魚類。タラ・ホンダラなどとも呼ばれる。全長1.2 m。北太平洋に広く分布する大型のタラで、重要な漁業資源となっている。黄海、日本海、東北地方以北の太平洋岸、北はベーリング海、東はカリフォルニア州まで北太平洋に広く分布する。 高緯度海域ほど成熟するまでに長い年数を必要とし、ベーリング海からカムチャッカ沖では5年 約60cmから70cm以上であるが中緯度の東北沖やワシントン州では3年 40cm程度である[2]。北海道周辺海域での産卵期は12月-3月で、分離沈性卵を産卵する。1匹のメスの産卵数は数十万-数百万個に及び、これは魚類の中でも多い部類に入るが、成長できるのはごくわずかである。 稚魚は1年で全長20cmほどに成長するが、この頃までは沿岸の浅場で生活し、以後体が大きくなるにつれて深場へ移動する。
マダラの見た目の特徴・見分け方
体長は大きいもので120cmにまで成長する。これはタラ種の中では大型種である。口と頭が大きく、腹も膨らんでいるが、その後ろからはどんどんと細くなっていくような体形が特徴。体色は腹部分が白く、背側は茶褐色で、まだら状に模様があることが特徴的である。この斑模様の「まだら」からマダラと呼ばれるようになったと言われる。顎の下に1本の太いひげがあり、上顎は下顎よりも出ている。タラ科の魚らしく、背びれは3基に、尻びれは2基に分かれている。腹ビレは喉に近い部分にある。
マダラの食べ方・食味レビュー
身は少し水分が多いがクセはなく、程よい繊維質で透明感のある白身。熱を通しても固くなりすぎないので、加熱調理が一般的である。旬は冬の時期で、鍋物、汁物のほかフライも定番の料理。また、白子は全くクセがなくクリーミーでホイル焼きや鍋の具材にすると絶品。白子だけでなく、真子もたらこや明太子として使われるなど、様々な料理に合う魚である。韓国料理のチャンジャはマダラの胃袋の塩辛を唐辛子やにんにくなどで味付けをした珍味であり、日本でも人気が高い。タンパク質を多く含み、ミネラル分などのバランスが良い。また、脂肪分が少なく、低コレステロールで、低エネルギーのためヨーロッパやアメリカなどではダイエット食として扱われている。
マダラのレシピ動画
- マダラのさばき方
- マダラのアクアパッツァ
マダラの生態域・分布
北日本・日本海・東シナ海 ・オホーツク海
マダラの釣り方
釣り船
マダラの釣り場
沖合
マダラの動画
Instagramでのマダラの投稿
Twitterでのマダラの投稿
大阪の次は京都へ向かった。一番の目当てはマダラ!タラ目の代表種であり有名な食用魚でもある。実はこの子も深海魚なんですよねぇ。調理された姿ならよく見かけるけど、生体で見られる機会はあまり無い気がする。
— 人潟るけ@脱皮殻 (@dappigara) December 14, 2015
(京都水族館にて) pic.twitter.com/qkSIcz7fEt
真鱈~♪ pic.twitter.com/Rsgxa8CgCt
— ことり (@xy44BVquDFQdNZ8) February 12, 2020
動画の主は本命の"マダラ"です。
— 釣りぬーぶKAITO (@miyagituriblog) February 5, 2019
掛けた瞬間に竿は飛ばされ、それと分かる強烈な引き。
手前に来ても必死に走る。
ついにやってやったぞ、三陸の大鱈
90cm 震えが止まらない😂#宮城 #釣り #タラ #投げ釣り #三陸の宝 #初の90cm pic.twitter.com/EgNtC886LH