ウグイ
ウグイの特徴
沖縄をのぞく日本全国に分布し、「ハヤ」と呼ばれることも多い。河川の上流域から下流域まで幅広く生息している。群れをなして広範囲を泳ぎ回る。ウグイは雑食性なので藻や水生昆虫、小魚、甲殻類など何でも食べる。水質汚染にも強く、比較的都市部の汚染が激しい地域でも生きていくことが可能である。近縁のマルタウグイとよく交雑する。現在はオイカワやカワムツが増加し、ウグイは上流へと追いやられており、ウグイの生息数は減少傾向である。ウグイの大きさは最大で全長50cmに達するものもいるが、基本的には30cm前後のものが多い。年中を通して釣りを楽しむ事ができる。ウグイは誕生してから2~4年で成魚へと成長し寿命は長くても10年ほど。
ウグイ(鯎、石斑魚、学名:Tribolodon hakonensis)は、コイ目コイ科ウグイ亜科に分類される淡水魚。多くの地方でオイカワやカワムツなどと一括りに「ハヤ」と呼ばれる。また、関東地方をはじめ本種を指す呼び名としての「ハヤ」の普及は標準和名を凌ぐ地域もある。また、姿の似た魚においてもハヤの通称をもつアブラハヤRhynchocypris lagowskii steindachneri、タカハヤRhynchocypris oxycephalus jouyiがいる。側面型は流水性コイ科淡水魚に共通する流線型を示す。体色は全体にこげ茶色を帯びた銀色で、体側に1本の黒い横帯が走る。腹部は繁殖期以外には銀白色である。各鰭、特に腹鰭、尻鰭、及び尾鰭後端部は黄色味を帯びる。春(3月上旬から5月中旬)になると雌雄ともに鮮やかな3本の朱色の条線を持つ独特の婚姻色へ変化する。婚姻色の朱色の条線より「アカウオ」や「サクラウグイ」と呼ばれることもある。沖縄地方を除く日本全国に分布。淡水棲で、河川の上流域から下流域に幅広く生息する。群れを組んで泳ぎ回るので、橋の上などから魚影を確認することができる。食性は雑食。水生昆虫、ミミズ、水に落ちた昆虫、水底のコケ、小さな魚、魚の卵、甲殻類、残飯など何でも捕食する。繁殖期の春には、川の浅瀬で比較的流れの緩やかな直径2-5cmの礫質の場所を選び、春から初夏にかけて集団で産卵をおこなう。全国の河川でもっとも普通に見られた魚だが、関東地方などの河川ではオイカワやカワムツが増えウグイの生息域がだんだん上流に追いやられ個体数が減少傾向にある。幅広い水域で見られる魚ではあるが、特筆すべきはpH 4以下の強酸性でも生きられる点であり、強酸性のためクニマスが絶滅した田沢湖や恐山の宇曽利湖や屈斜路湖、猪苗代湖等でも生息している。また、水質汚染が激しい水域でも割合生息が可能である。
ウグイの見た目の特徴・見分け方
成魚は全長50cmの大きさにまで成長することもあるが、平均的なサイズは30cm程度。体形は細長い形をしている。焦げ茶色~褐色系の銀色の体色で、体側には黒い縦帯がある。春(産卵期)になるとオスは婚姻色といわれる朱色(オレンジ色)のラインが体の表面に現れ、美しい見た目になる。ウグイの鱗の数は37枚以下であることで他のウグイ類の魚と見分けることができる。尻びれは直線的なものもいる中で、ウグイは内側にへこんでいること、背ビレと腹ビレの始まる位置が同じであることも特徴の一つである。
ウグイの食べ方・食味レビュー
春から夏にかけては少し泥臭くなるが、冬は脂が乗って美味しい。ウグイの泥臭いと感じる部分は内臓や皮の部分であるのできれいに洗うなどの下処理をしっかり行うことが大変重要である。関東では食べられることは少ないが、滋賀県・長野県では盛んに食べられていた。しかし現在は食べる人は減少している。養殖のウグイは生食も可能だが、小骨が多い。ウグイを唐揚げや焼き魚にすると美味しい。鮮度が良いものであれば刺身として食べることも可能。旬は冬から春にかけてである。内蔵を取り出して甘辛く煮た甘露煮もウグイの有名な調理法である。寄生虫がいる場合があるので注意が必要である。
ウグイのレシピ動画
- ウグイの塩焼き
- ウグイのから揚げ
ウグイの生態域・分布
南日本・北日本
ウグイの釣り方
投げ・バスフィッシング・トラウトルアーフィッシング・フライルアーフィッシング・ヘラブナ
ウグイの釣り場
河口・淡水・川・池・湖沼
ウグイの動画
Instagramでのウグイの投稿
Twitterでのウグイの投稿
後半はウグイ釣りです!(`・ω・´)ゝ pic.twitter.com/gFTM2FY3sM
— せっきー@渓流の雨男 (@masouCyprinidae) March 26, 2019
時々無性に景色の良い所でルアー投げたくなりますよね。
— マチャ@ツリアメ (@kanomata60527) September 12, 2019
今回は夏の終わりにウグイ釣り(本当は山女魚がほしかった)https://t.co/aMOyw0RjoD pic.twitter.com/aoZYipWkis
フィール50の生産者
— にっちぇる (@BNzxr) February 8, 2020
ウグイで破壊
釣り行って二回ともフィール50作るの草
僕は3バラしで釣りの才能が無いと確信しました。
この時間の家系最高でした。
武蔵家菊名店 pic.twitter.com/qElq3sM5KO