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アユ

淡水

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アユ(鮎)

キュウリウオの仲間

別名: アユ・チアユ・マスッコ
科目: キュウリウオ目アユ科

アユの特徴

東アジア一帯に分布している淡水魚である。低温で流れの早い水質を好むため日本の河川に適応した魚である。縄張り意識が強く、縄張りに入ってきた他のアユに体当たりをして攻撃する性質がある。それを利用した友釣りという釣法が有名。各地で禁漁期が決められており、多くの河川で、解禁は6~9月。成魚は主に中流域に住む。「両側回遊」の性質を持っており、稚魚は孵化した後、川を下り、海で冬を越し、春になり水温が上がると遡上を開始し、夏の間に急速に成長する。成熟すると8~12月にかけて下流域へ降り、その後浅瀬で産卵を済まし、1年という短い寿命を終える。

Wikipedia

アユは、キュウリウオ目に分類される、川や海などを回遊する魚である。なお、漢字の「鮎」は、中国ではナマズを指し、アユという意味は日本での国訓である。 若魚は全身が灰緑色で背鰭が黒、胸びれの後方に大きな黄色の楕円形斑が一つある。体型や脂鰭を持つなどの特徴がサケ科に類似する。口は大きく目の下まで裂けるが、唇は柔らかい。歯は丸く、櫛(くし)のような構造である。日本では代表的な川釣りの対象魚であり、重要な食用魚でもある。泥が少ない川では胃にも泥が含まれず、食味もよい。同じ川でも、遡上量が多く川底がアユによって「掃除」されたような年には風味も良くなる。 日本では、魚は刺身で食するのが最良とされている(割主烹従)が、アユについては例外的に塩焼きが最良とされている。一般に初夏のものはアユの独特の香気を味わい、晩夏のものは腹子を味わうとされている。天然アユと養殖アユの比較では、養殖アユのほうが脂肪を約3倍多くもつ。一方、脂肪が多いということはビタミンD、ビタミンEといった脂溶性の栄養素をより多く含んでいることになる。栄養摂取の観点からも内臓ごと食することはより多くの栄養価を摂取することができる。

アユの見た目の特徴・見分け方

初夏頃の若魚は体長が10~15cm程。全身が灰緑色。背ビレは黒色、胸ビレの後方に大きな黄色の楕円形斑が一つある。また、歯が櫛(くし)のような形になる。成熟すると、全長15~25cm程の大きさになる。背は黒っぽいが、全身黄色味が強く、黄色の斑も明瞭になる。雌と雄の判別は難しいが、尻ビレの前方がやや高く、尾ビレに近づくにつれて低くなっているのが雌。尾ビレに向かってまっすぐ伸びているのが雄。秋に繁殖期を迎え性成熟した個体には、橙色と黒の婚姻色が見られる。背から体側にかけては黒くなり、雌より雄の方が黒い。

アユの食べ方・食味レビュー

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初夏~夏を代表する食材として知られている魚である。特に初夏の若アユは頭や骨も柔らかく非常に美味しいので、丸ごと塩焼きにするのがおすすめ。養殖ものより天然ものの方がやはり美味しく、水質が良い河川に住むアユはスイカのような香りがする。養殖ものはこの香りがほとんど感じられない。 生食可能で、「背ごし」は鮎の代表的な料理法で非常に美味。ただし、横川吸虫という寄生虫が付いていることがあり、これを生のまま食べると小腸に寄生し、慢性カタル性腸炎になる可能性があるので生食の場合は注意が必要。 加熱調理しても身が柔らかくしっとりとしているので、塩焼きや、揚げ物、天ぷらなどにすると大変美味しい。内蔵を塩漬けにしたウルカは珍味として知られる。

アユのレシピ動画

アユの炭火焼き
アユの甘露煮

アユの生態域・分布

南日本・北日本

アユの釣り方

アユ・渓流

アユの釣り場

淡水・川・渓流

アユの動画

Twitterでのアユの投稿

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